ECOについて目にしない日はないけれど、環境ホルモンについては最近聞かなくなりました。
ECOなら減税があるからでしょうか
環境ホルモンは、内分泌撹乱物質
体内で分泌されるホルモンに似た働きをするために環境からのホルモン刺激で人間や動物の身体機能を撹乱してしまいます
ホルモンが作用するのはピコグラム単位、ピコグラムとは一兆分の一の単位です。
つまり、五十メートルプールにスポイト一滴
環境ホルモンの影響がセンセーショナルに報じられたのは精子の減少や、ペニスの縮小したワニなどの存在だったので女性には無縁のような印象を持っている方がいらっしゃるかもしれませんが
これらの現象に関与しているのはエストロゲン様物質と言われる環境ホルモン
女性ホルモンの代名詞の様に使用されることもあるエストロゲン
これが作用するために男性への影響が顕著に現れるものの、エストロゲンの過剰は女性にも影響しないはずがありません
例えば更年期障害の治療に女性ホルモンの投与を行うと乳癌や子宮癌、子宮内膜症の発症率が高まることからもわかるように
乳癌の急激な増加や、乳癌の発症年齢の高齢化は学者でなくとも環境ホルモンの関与を疑うのに十分な根拠ですよね
<つづく>
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