肩や腰の痛みに貼るタイプの湿布薬


ひんやりとして気持ちが良いので、利用されている方が多いようです


消炎鎮痛剤、という名前で飲み薬もあり、炎症を消して、痛みを治めてくれるならいかにもよさそう


腰痛、膝痛の患者さんには、整形外科でも処方してくれます


でも、私はオススメしませんし、むしろお使いの方には多用なさらないようにお願いしています



そもそも炎症というのは、身体の治ろうという働き


血液が集まることで、腫れ、熱感がおこり、その際に痛みを起こす物質がでるために痛みが生じます


身体が治ろうとするときには、こうして必ず血液が集まります


消炎鎮痛剤は、その血液を止めることで炎症という現象を止めるもの


つまり、痛みを抑えることで身体に治させないようにしているのです


長時間同じ姿勢でパソコンの作業をして、その後肩凝りを感じるのは、同じ姿勢によって滞っていた血流が再開し、栄養不足になっていた筋肉を回復しようとしはじめた際の痛み


肩は緊張しているからこそ痛み、その緊張を回復しているからこそ又痛むのです


そのために、PCやゲームは休憩を入れながら、長時間にわたらないように、という注意がされるのです


PC作業中に、肩回しや、伸びを入れながら行えば肩凝りの程度が変わるはずです


血流を滞らせるものが悪いもの


血流を回復させるものが良いもの


という大雑把な訳方をすれば


悪いものは


ストレス
姿勢や心の緊張
消炎鎮痛剤


良いものは

自動や他動(マッサージや鍼灸)による運動


ということになります


因みに捻挫したばかりの炎症の激しい時に、冷やすのにも湿布薬では役に立ちません。その場合は必ず氷嚢などを使います


湿布薬は身体にストレスを与えているのと同じ


鍼灸やマッサージに通いながら家で湿布薬というのもナンセンスということになります



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