スコールが頻発し、今までにはいなかった種類のサメやタコが出現し、エサの海藻が腐ってしまうために貝が死んでしまう亜熱帯日本


日本の気候って温暖湿潤気候でしたよね。確か。こうなると、場所によっては夏と冬の温度差は実に40度近くにもなるわけで、さぞや日本人の自律神経はビックリしていることでしょう


そんな中で、当然乗り物や屋内では冷房が効いていて身体は冷え冷え


そんな時は…生姜。と、いうのが定番ですが、私はあえてシナモン。どうでしょう?


シナモンは漢方薬では桂枝。冷える症状を改善する漢方薬にはもれなく入っています。シナモンには身体を温める作用、解熱、鎮痛作用、消化器系の機能を活発にする作用の他、血糖値を下げ、血管を強化する効果も発見されています。


身体を温めて、同時に解熱。しかも夏の湿度に侵された胃腸も回復。肌に栄養を届ける毛細血管を強化するため美肌にもよし。無敵です


このシナモンを蜂蜜とあわせると、さらに無敵である旨の研究がカナダで発表されたそうです


それによると、老化防止から癌から口臭から胃弱から皮膚炎までなんでもござれ


抗菌、抗炎症作用の他、恒常的な摂取によって白血球の機能を増強するともいわれている蜂蜜との組み合わせですから、さもありなん?


しかし、蜂蜜は単糖類であるため、大量摂取(白砂糖では大匙4杯)すれば、白砂糖と同じく一時的に白血球の作用を半減する、インシュリンの分泌を抑制するなどの報告もあります


くれぐれも、「一種類のものを摂取しただけで治る病などない」「食品といえども摂れば摂るほど改善される魔法の薬など存在しない」ことはお忘れなく


シナモンについても、一日摂取量は、0.6g、過剰摂取は肝障害をおこすそうです


過剰摂取の危険のあるシナモンのサプリメントを飲むよりも、夏バテを感じたら、例えば朝は蜂蜜シナモントーストを食べ、気づいた時にシナモンを振ったお茶を飲む。それを夏の間の習慣にするのが食養生になります