既に赤とんぼが飛んでおりますが、まだ夏の話題で失礼致します。何卒ご海容のほどを


さて、暑い時に唐辛子などの辛いものを摂るのが良いのは、食欲増進、発汗促進、代謝促進、消化促進、心筋の収縮力強化などの効能があるためです


成分のカプサイシンが脂肪を燃焼すると、話題になったこともありました


ただし、冬でも暑がって汗をかくような方には、逆効果になるおそれがあるため、オススメできません


ところで、辛いお料理を好む国には、タイやインドなど日本と同じように高温多湿の国があります


唐辛子の産地が、亜熱帯や温帯地方であることや、上記のような効能による、暑い国ならではの暑さに対する対処法としての理由の他に、実は大きな効能があるのです



それは、食品の腐敗防止


高温多湿では、食べ物が腐りやすい。それを防ぐために、多くの料理に唐辛子を入れたというわけです



冷蔵庫があるとはいえ、やはり高温多湿の日本でも身体への効能に加えて、腐敗防止策。この気温では必要になってくるかもしれません



食品の腐敗を防止する効果は、体内では腸内の異常発酵を防ぐ働きをします


腸内菌のバランスが崩れると、毒素が発生し、やがて活性酵素が増えてきてしまいます


あらゆる病気と老化の元、活性酵素


臭いオナラをするのは、腸内の異常発酵の印と言われていますので要注意



そうそう、相変わらず続くラー油ブーム。流行り始めたのは春頃からだったでしょうか?


と、いうことは、今年の夏が亜熱帯サマーになるということを、早くも予言していた?のかもしれませんね



蛇足ですが、皆様ご存知のとおり、辛味は味覚ではなく痛み刺激


摂りすぎは当然ながら胃腸を荒らします。気温が亜熱帯なみになったとはいえ、日本人の身体はまだ唐辛子を常用する刺激には慣れていません



くれぐれも食べ過ぎにはご注意下さいませ