先進国でのカロリー過多と栄養不足は、研究がなされてから久しいとは言え、実際に日々の食生活への対応はまだまだ不十分なレベルに留まっています



一つには、一般教養としての栄養学が、旧態依然とした内容のままであること



そして、二つめは栄養学とおりの食事を続けていたとしても、食品自体の栄養が実は不十分であるということ




この、二つめの要素が、実は非常に重要で深刻な問題なのだと思います



五大栄養素は


炭水化物
脂肪
タンパク質
ビタミン
ミネラル


ですが、上から四つは食品自体を測定することで含有量を数値化することができ、摂取した場合の身体への吸収率もビタミンであれば、60%~90%ということがわかっています



ところが、最後のミネラルだけは、どんな動物や植物も合成することができず、大地や水からとりこむしかないので、まずその動植物が育った土地のミネラル含有量が、動植物の栄養価を決定することになります



また、摂取する人体の状態によっても吸収率が大きく異なります



ごく微量でも必要とされるミネラルの内、日本の土壌では決定的に不足しているもがありうる、ということです



現代人には酵素が足りない、ビタミンが足りないなどという話題をよく目にしますが、ミネラルがたった一つ不足することで、身体を維持するための300もの機能が滞ることがわかっています



栄養素はチームで働く。毎日の食生活でこそ、その重要性を認識する必要があると思います



続く



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