「鍼(はり)を受けるとダルくなる」

あるいは、眠くなる、痛みが一時的に強くなる、とおっしゃる方がいらっしゃいます







これは、鍼の刺激によって、身体自体が治癒能力を呼び起こされて改善に向かおうとしている印しで、長くは続きません。







血流が良くなると、温泉に入った時と同じようにダルさや、眠さを感じますし、肩凝りなどでは血流が増すと、溜まっていた疲労物質が流されて、改善に向かいます







捻挫などでは、鍼やお灸の刺激で炎症反応が一時的に増して痛みが強くなることがありますが、これによって治癒が早まるので、鍼を受けると治りが早まるということになります







炎症が起こるというのは厄介な事態であると考えがちですが、本来、身体が傷害を修復しようとするときに起こる反応が炎症なのです







腫れや赤みは、血液が傷に集まって修復が始まったために生じます







その際に痛みの原因物質であるプロスタグランジンなどが産出されます。鍼の後で痛みが増すのはこのためと考えられます。つまり身体が一生懸命治ろうとしている







施術後にお酒を控えて頂くようにお願いするのは、こうした反応が起こっている最中のためなのです












ホリスティックケアで身体とお話し-logo





鍼灸・美容鍼・疏泄マッサージ




ホリスティックケア・プアマナ(puamana)