いよいよ本格的に寒くなってきて、肩凝りがひどくなった、という方も多いのではないでしょうか



頭痛や疲れ目、腕の痛みや痺れの原因が、肩や首が慢性的に硬さ(コリ)である場合があります



硬さの原因は筋肉に溜まった老廃物



最近では、「骨盤の歪み」や「背骨の歪み」が肩凝りだけでなく痩せにくさや、不眠、生理不順の原因になることもある、という話しをテレビでも雑誌でも目にするため、始めから「私、骨盤歪んでいませんか?」とおっしゃる患者さんも多いのですが、怪我や事故でない限り、背骨や骨盤の傾きは二次的なものにすぎません



つまり、筋肉が硬くなることで骨の動きが悪くなり、結果的に骨を正しい位置に保てなくなっているのです



骨が曲がっているから肩が凝るのではなく、骨を不自然な位置に引き攣らせている筋肉が原因なのです



と、いう訳で、前提が長くなりましたが簡単な解消法をいくつかお話したいと思います



まずは、消極的ながら効果的な肩、首凝りの解消法


肩凝りと言えども筋肉の痛み。筋肉が痛い時に、ドラッグストアで何を買えばよいでしょう?



湿布薬

確かに気持ちが良いです。でも不正解


湿布薬の冷たさは血行を悪くして痛みを起こす物質を出させないようにするためのものですから、一時は気持ち良く感じても、根本的解決にならないどころかただでさえ溜まっている老廃物を居座りやすくしているだけです


だったら温湿布?
あれは、もう皆様ご存知の通り、温めているのではなく、唐辛子の痛みの刺激を「熱い」と錯覚させているだけですね
だからダメです



ドラッグストアで買うものとして正しいのは、カイロ



肩凝りなら服の上から肩甲骨の上や、肩甲骨の間に貼る


首にはタオルに包むなどして巻く



筋肉の疲労による痛みには血行を良くして老廃物を流すことが大前提。温めてほぐす。簡単だけれど良く効きます



ご参考までに、湿布薬(冷湿布)は打撲傷など怪我による筋肉や周辺組織の傷と痛みにも、効果は低いものです。怪我したての時点では冷やして過剰な炎症を防ぎますが、手当ては是非、氷嚢でして下さい


次回の簡単肩凝り解消法は、「歩いて治す」をお送りします






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