明日は大寒。横浜では今日は少し和らいでいますが寒いですねぇ。このところ日本列島に強烈なる寒気が入りこんできているらしく、節分までは暦通りこの寒さが続きそうです





先日、看護師さんで整体師さんであるキナリさんに施術をしていただいている時、足の甲のある場所を押されて悶絶しました





整体では冷えのツボなのだそうです。鍼灸では、そこには経絡は通っておらず、正経と呼ばれる360個ほどのツボはない場所です





疏泄マッサージでは、足の裏、指、甲、足首は念入りにマッサージするのですが、気になったので後からそのツボについて調べてみました。





すると、奇穴の旁谷(ぼうこく)というところにあたるとわかりました。奇穴というのは、正式な経絡上のツボではないけれど、効果として再現性のある場所が認定されるツボで、学校でざっと習うだけでも300個くらいはありました。実際の臨床で個々の先生方が使われているのはもっと多いでしょう





さて、旁谷ですが、場所は足の甲、3指と4指の間にあります。指の付け根から足首側に向かってさすると骨に当たる手前ですね。因みに冷えの奇穴で有名なのは足指の付け根4ヵ所で八風というのがあります





旁谷の奇穴としての効果では脳血管障害の回復などに用いるようです





経験上では、冷えの他、足のアーチが落ちていたり、脚や膝の痛みから歩行のバランスを崩している場合にも痛みを訴える方が多い場所です





脳血管障害後の回復に使えるということは、冷えにも当然効果が期待できます。自分の身体を含め、追試してみます





冷え改善にご自分で試される場合は、お風呂で温まっている時に足指や足の裏と共に足の甲の骨の間をよく揉みほぐしたり、お灸をするのもよいと思います。





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