医学者であり魔術師でもあったパラケルススを師と仰ぎ、マクロコスモスとミクロコスモスの照応を信じていた医師オスヴァルト・クロリウスは、宇宙に存在するものは、人体にも存在するし、地中に存在するものは人体にも存在する、考えました
いきなり??な書き出しですが、前回の続きです(笑)
クロリウスは
医師は人体解剖よりも、「宇宙と人間の本質的かつ基本的な解剖」を行うべきである
宇宙の諸器官・内臓は、人間の諸器官・内臓の治療薬となる。
それを見出すためには、アストルムを探すべきである。アストルムとは、「天体」を意味するが、これは同時に「物体の本質を成す徳・作用・力」をも意味する。天界のアストルムは、人体のアストルムと照応しあっている。であるならば、このアストルムの本質を知れば、必然的に薬草や占星術的な人体への影響も分るはずである。
真の医師とは、こうしたアストルムを探求するものでなくてはならない
と述べています
ついでに、Puamanaもプロフィールで「人体こそ小宇宙」と述べています(パラケルススと並記するとは図々しい…)
生命力
プラーナ
本物
にアストルムも加わりました
アストルムとは「物体の本質を成す徳・作用・力」のこと
これにより、摂るべき食品とは
「出来る限り人知が及んで」おらず、その「物体の本質を成す徳・作用・力」を備えているもの、ということになります
大分はっきりしてきました
「物体の本質を成す徳・作用・力」を備えているためには、野菜であれば大地、太陽、水、空気のエネルギーによって十分な力を補給されていなければなりません
また「出来る限り人為が及んで」おらず、であれば無農薬、無肥料、水やりも無し、間引きも、草取りも殺虫剤も無し、ということになります
天然ものですね
ですから、魚なら天然もの
野菜や肉は、少なくとも肥料などによる「太らせる努力はしていないもの」ということになりましょうか
さて、やっと核心に近づいてきました
でもね、まだ続きます