やっとここまで来ました
タイトルの、なぜ有機野菜でもダメなのか?については、始めに申しあげておきますがオーガニックを否定いるのではなく、今回はあくまで理想の形を述べさせて頂いています。
人為の出来る限り及ばない食べ物ということであれば、有機といえども肥料によって土を太らせる努力をしているので、除外されてしまう、というわけです
ではいよいよ
なぜ人為の出来る限り及ばない食品でなければならないのか
それは、人体が小宇宙だからです
大宇宙であるマクロコスモスと、小宇宙であるミクロコスモスが照応しているからこそ、人間は天体の動きに影響を受け、天地の恵みに養われて、生きていくことができる。それが人間は自然の一部であるということだと思うのです
天体を操作することはできません。それは人知の及ぶところではないから
人間の生命の営みは
生まれ持った生命力である
先天の精と
心身を維持するための食べ物を始めとする
後天の精の摂取によって成り立っています
先天の精も後天の精も、天体と同様、本来人間の力によって操作できるものではないのです
ところが、安定した食料の供給のために、人間は後天の精を操作してきました
見栄えや、大きさを重視し、連作することによって大地の力を損なった後天の精は
天の力も
精も宿していないものになってしまいました
それが人間と自然と、両方のバランスを崩し、自然の循環から人間を切り離し、自然の摂理が通用しない存在にしてしまったのです
それが病気の元であり
机上の栄養素計算では補いきれない力であり
「カロリー過多の栄養不足」
の原因です
できる限り人為の及んでいないもの
物体の本質をなす徳・作用・力