さて、娘の主婦湿疹
下ごしらえ担当の娘はテキトーな母が
「冷たいからぬるま湯で洗っていいよ」と言っても
料亭の見習のように冷水で野菜を洗うので主婦湿疹になりました(たぶん)
あかぎれ、ひびは手湿疹、主婦湿疹と呼ばれる症状の一つです
あかぎれ、ひびの原因
冬は乾燥と、寒冷刺激のために
天然のクリームである皮脂の分泌が低下します
そこへ、寒い中、屋外でテニスをしたり
上記のシンデレラのような行為
疲労などが加わって身体が血虚の状態になっていると
手の温度が下がる → 血行が悪くなる → ますます皮脂も失われる
という悪循環が出来上がって、手荒れをおこします
ですから、対処としてはその逆
血行を良くするためのマッサージ
皮脂の代わりの油分を補給(ワセリンやグリセリンなど)
皮脂を必要以上に失わないために炊事洗濯ではゴム手袋を使う
ですが、これは予防策です
娘の場合は、強制的にシアバターを擦り込ませたので
真っ赤であったのが2日間でこの程度まで回復
ちょうど、その頃
アロマ☆ピスケス
さんにお会いできたので
あかぎれ改善のアロマを伺うことができ、いつも通り、たくさんのお知恵を授けていただきました
さすが、即答
そして、出てくる出てくる。知恵の宝庫
「うお座」にしては珍しい、とっ散らかっていない整理された引き出しをお持ちです
できたのがコレ
カレンデュラオイル 20ml
ミツロウ 4g
ベンゾイン 3滴
オイルとミツロウを湯煎にかけて溶かし、アロマオイルを混ぜただけ
ご提案頂いた中から、手持ちのもので作りました
(あかぎれには尿素、という説もありますが
傷には沁みて辛いと思います)
それからウェットラップ法
傷を乾かさずに改善する方法で、アトピーでも使えます
あかぎれやひびは、乾燥による要因が大きいので効果も高いのです
(ついでのInfo. こんなに怖い消毒薬
)
今回は入浴後にアロマクリーム(ワセリンでもOK)を塗ってラップを巻き、テープで固定。上から綿の手袋をはめます(写真は子供用軍手ですが包帯でももちろん大丈夫)
手袋が外れないように、手袋の手首も紙テープで留めます
今回は軽傷ですが、指の関節がぱっくり割れた時も、
クリーム→手袋
だけより
クリーム→ラップ→手袋
の方が治りは断然早いです。
そのまま一晩休み、朝になったら全てはずして、日中は関節や大きなひび割れにはクリーム(又はワセリン)を塗って絆創膏を貼り、水仕事をするときにはゴム手袋をはめます
ゴム手袋は傷を濡らさないためではなく、必要以上の皮脂を取らないためです
写真が下手すぎますが、関節まわりをはじめ、全体的にあったかさぶた状のものが消え、色も全体的に白くなっています。自覚的にも痛みがなくなっています
外からの対処としては即効性があります
あとは症状を繰り返さないために
疲労・睡眠不足などを避けて血虚
を改善し
皮脂を取り去らず、必要に応じて油分を補う
ことが大切です