俗に「お腹の風邪」とされる、嘔吐・下痢・発熱を伴う風邪症状は、ノロウィルスの感染によるものかもしれません。しかし、現在、ノロウィルスも風邪と同様、有効な抗ウィルス剤は存在しません。


食べられない、苦しい下痢が続く、こういう症状にこそ鍼灸をはじめとする根本療法・自然療法を活用しましょう

最近の症例から、「お腹の風邪」「ノロウィルス」の対処法をお知らせいたします

まずはwikipediaによるノロウィルスの基礎知識です

主な症状は、嘔吐・下痢・発熱で、「お腹の風邪」と呼ばれていた。症状には個人差があるが、主な症状は突発的な激しい吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、悪寒、38℃程度の発熱で、嘔吐の数時間前から胃に膨満感やもたれを感じる場合もある。これらの症状は通常、1、2日で治癒し、後遺症が残ることもない。ただし、免疫 力の低下した老人や乳幼児では長引くことがあり、死亡した例(吐瀉物を喉に詰まらせることによる窒息、誤嚥性肺炎による死亡転帰)も報告されている。

また感染しても発症しないまま終わる場合(不顕性感染)や風邪症候群 と同様の症状が現れるのみの場合もある。一般に「嘔吐、下痢、腹痛を伴う風邪」という表現があるが、それらが実はノロウイルスによる感染症の可能性も低くはなく(エンテロウイルス 等の他の原因もある)、単なる風邪ではない場合がある。これらの人でもウイルスによる感染は成立しており、糞便中にはウイルス粒子が排出されているため、注意が必要である。


。感染から発病までの潜伏期間は12時間~72時間(平均1~2日)で、症状が収まった後も便からのウイルスの排出は1~3週間程度続き7週間を越える排出も報告されている[3] 。年間を通じて発症するが、11~3月の発症が多く報告される。


治療 [編集 ]

2007年現在、ノロウイルスに有効な抗ウイルス薬は存在しない。下痢がひどい場合には水分の損失を防ぐために輸液などを対症療法的に用いる場合がある。また止瀉薬(下痢止め)の使用については、ウイルスを体内にとどめることになるので用いるべきでないと言う専門家もいる。医師の指示がなく、仕事等の生活上でも特に必要でない場合は下痢止めの服用は避けるのが賢明だという説もある。日本国厚生労働省は止瀉薬使用を望ましくないと記載しているが、ここまでに明言しているのは米国FDAとは対照的である[6]

しかし、臨床の現場ではコンプロマイズドホスト(易感染宿主、免疫力の著しく低下した患者)の死因は重症下痢に起因する症例も散見されるため、重症例においては患者の電解質データなどを含め、止瀉薬の使用の是非は総合的に判断すべきである。ノロウイルスは主に小腸上皮細胞で増殖することはわかっているが、止瀉薬は主に大腸に作用する。実験室レベルではまだノロウイルスの大腸細胞での増殖は成功していない。このため、止瀉薬が本当に大腸でのウイルスの生存を促すかは不明である。また、ウイルスの大腸での寿命に関するデータは得られていない。

家庭においては、経口補水液 またはスポーツドリンク を人肌に温めてから飲むことが推奨される。これらが無い場合は0.9%の食塩水(100 mlに食塩0.9gを溶かしたもので、いわゆる生理食塩水 である)を調製し、人肌に温めて飲むことが推奨される。電解質を含まない湯冷まし、お茶などは水分の吸収が遅いので推奨できない。




お灸


腎経の築賓 は、解毒の名灸として蕁麻疹などにも有用なツボですが、当然入ってしまったウィルスを身体から追い出す効果も高いツボです。

左右とも、せんねん灸のような家庭用のお灸で結構ですので、お灸をします。

築賓の場所と探し方は →コチラ


このツボが、今の症状に有効か?というのを見分ける簡単な目安があります。

市販のお灸は「弱」の火加減のものがほとんどです。そのため、子供(5歳くらいから)でも「ツボにはまっていれば」熱がりません。多少はちくっとした感じや、かゆい感じ、熱さを感じても、我慢できないほどではありません。

逆に、「熱い、熱い」というようでしたら、効果がない場所であるとも考えられるので、無理せずに中止してください。

1度目に熱さがほとんど感じられないようでしたら、2壮(同じところに2度)すえます。

傾向としては、「右足だけ感じない」場合が多いようですので、その場合は右足だけ2壮すえてください。


胃のムカムカ感や、「お腹がすかない」感じがしばらく続いてから、嘔吐に至る場合もありますが

突然の嘔吐 → 発熱・下痢 に移行する場合が多いので、嘔吐があったら、できるだけ早めにお灸をすると良いと思います


嘔吐は大抵1回のお灸で収まりますが、下痢が続いているうちは1日2回ほど続けてください


※ノロウィルスの嘔吐は食中毒でも発症しますが、カキなどから直接感染した場合を除いて「裏内庭」は効果がないようですので、念のため



ホメオパシー


ノロウィルスが原因と考えられる下痢・嘔吐の風邪症状の場合は、発熱は38度程度と極端に高くはなりませんが、発熱すると、身体の節々が「バラバラになりそう」に痛む方がいらっしゃいます。痛くていてもたってもいられない。眠ることもできない場合は、家庭ではもしホメオパシーをお持ちでしたらArsenicum が有効です。これも、熱が出始めたら15分から30分置いて2度、ほどで痛みが大分楽になります。もし嘔吐が続いて体力を消耗しているようでしたらChinaも良いようです



予防と、感染後の養生の食品


自然塩でつけた梅干し

梅肉エキス

自然塩

寒天


普段から自然塩でつけた梅干しや梅肉エキスを食べていると、感染症自体への予防になります。

また、感染してからも、胃腸をアルカリ性に傾けて、ウィルスの住みにくい環境を作るという意味でも効果を発揮します。

何も食べる気持ちにならない、初めの1日は0.9%(100mlに自然塩0.9g溶かしたもの)を少しずつ飲み、2日目以降は、梅干しや、少量の海苔をちぎりいれたおかゆに、寒天を溶かしいれると、排便からの排出効果と腸内環境の改善に役立ちます





インフルエンザ予防はやっぱり梅でしょう













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