先日の「ほんまでっかTV」に、アレルギーが醤油で軽減という話題がありました
これは何重の意味でも興味深い内容でしたね
さんまさん「日本人みんな醤油食っとるけどアレルギー治らんやないか!」
澤口先生「大豆を発酵させた醤油が、効果があるんです」
日本の代表的調味料と言えば醤油
醤油と言えば、海外ではキッコマン
キッコマンの現在の顔と言えば、さんまさん
ところが市販のお醤油はほとんどが「醤油風調味料」
大豆を発酵させたお醤油と、そうではないお醤油がある?
前にも記事にしましたが、本物のお醤油の原料は 大豆、小麦、塩
多くの市販の醤油(醤油風調味料)の原料は 脱脂加工大豆、調味料、PH調整剤、甘味料、カラメル色素
醤油風調味料は、大豆の搾りかすに塩酸を加えて、加水分解という方法で作られます
加水分解とか、蛋白加水分解物質、という文字はインスタント食品やスナック菓子の原料表示にたくさん書いてありますね。かつおだしなどの調味料にも、タクサンです
こうして見てみると、ここ数十年で
いかに重要な健康アイテムを日本人は捨ててきたか改めて感慨深いものがあります
因みにアレルギー抑制のメカニズムは
お醤油に含まれるSPS(しょうゆ多糖類)が、免疫細胞であるTh1、Th2のバランスを取るのだそうです
アレルギーの方はこのバランスが崩れ、Th2が優勢になることによって、IgE抗体がたくさん作られてしまいます
大切なのはバランスなので、Th1ばかりが優勢になると自己免疫疾患になります
体内に寄生虫を飼っている藤田先生は、このTh1を優勢にする薬を寄生虫から既に開発しています
しかし、この薬を投与するとガンになってしまうので使えない、という話を講演で伺いました
Th1,Th2バランスの改善に有効な食べ物としては、キムチや乳酸菌などが知られています
いずれにしても発酵食品ですね
このSPS、アレルギー抑制効果の研究をしたヒガシマル醤油からも、サプリメントが発売されているそうです
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