大雨の被害が出ている地方の方々にお見舞い申し上げます



今年は例年より早くに梅雨入りしました

横浜は今のところ気温が高く、雨の少ない梅雨ですが、温度とともに湿気も高い



そんな中、大阪のN谷様(仮名)から、

「むくみがひどくてホウレイ線が消えた」とのご報告がございました



今の時期のムクミを放っておきますと、秋になってからも

「何となく体がダルイ」

「風邪をひきやすい」

「咳が止まらない」


などの症状が出てまいります

夏の疲れ、などとも言われますこれらの症状、季節も人間の身体も、当然ながらつながっています。

前の季節の過ごし方で、次の季節、そのまた次の季節の体調も変わってきてしまうのです。



さて、ムクミの原因は、血液循環の悪さと溜まった老廃物ですね

この、「溜まった老廃物」は、そのままにしておくと脂肪細胞とからまってセルライトになると言われています

太ももなどのボコボコとしたセルライトは女性が最も嫌悪するものの一つですね



「浮腫んでるな」と感じる場合、多くは


1.足

2.顔


のムクミに気が付くのではないでしょうか?

この場合、弱っていると考えられる臓腑は東洋医学でも、西洋医学と同様に


まずは腎・肺・心

ということになります


そして根本的な体質としては、脾(胃)の弱い方がむくみ易いと言えます


非常におおざっぱですが浮腫んでいる箇所によって弱っている臓腑を推測すると


顔  →  胃

足  →  腎・肺


浮腫に伴う症状による臓腑の推測は


ダルさ  →  脾(胃)・腎

咳  →  肺・心

痰  →  脾・肺・心


ということになるでしょうか



あくまで一過性の場合ですが


顔のムクミは、前の晩のお酒の飲み過ぎや、深夜の飲食などの不摂生でもよく起こりますよね

「今朝目が腫れてる」というように。

これは、胃の調子が悪いことに伴ってムクミが起こっている場合です


足のムクミは、足自体の疲れ(腎)や、水分の循環と排出(肺の宣発粛降機能と呼びます)の不調、血液循環の滞り(心)、など疲労や血行不良、リンパの滞り、皮膚機能の低下により上手に汗をかけない、などによって起こっていると考えられます


※ 咳が長引く、顔のムクミが長時間ひかないなどの場合、肺や腎臓、心臓の機能低下や病気が潜んでいることがありますので、病院での検査を!



上記のことから、ムクミが出た場合は


適切な飲食

血行とリンパ還流の改善

疲労の軽減

汗・尿などによる排出の改善


が必要です


脾虚(胃が弱いなど)の方をはじめ、「浮腫まない」ためには、血行やリンパのポンプを働かせるための「ふくらはぎ強化」など、日ごろからの心掛けが大切ですが、時すでに遅し。

N谷様のように浮腫んでしまった方のために、次回からは対処法をいくつかお伝えしたいと思います




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