311以来、海塩が放射性物質を排出するとして、海塩入りのお風呂(または、海の塩と重曹を1/2カップずつ)が話題になっています




海塩は、この場合体温を上げて汗などによる重金属の排出を促す役割があると思われます


また、重曹はそれを助け、アルカリ性である性質を利用して湯あたりを良くすると共に、お湯の中に溶けた炭酸水素イオンが、汗によって排出されたセシウムイオンとくっついて除去されやすくなるという役割でしょうか




海塩、重曹ともに同時に水に溶かして少量飲用することを勧めている方もいらっしゃいます


この場合は、やはり放射性物質の中和と排出を目的としているようです










さて、アトピーでは、海水につかることで改善を図る海水療法といわれる方法があります


この場合に効果を表すと推測される海水の役割は、アトピー性皮膚炎のある肌表面で繁殖しやすく、皮膚症状を悪化させる原因となる黄色ブドウ球菌などの除菌効果、とされています




また、海水療法が有効である理由は、この海水と紫外線によるによる殺菌効果、それに海で遊ぶことによるストレスの軽減であるとされています




さて、昨年、本当の海水塩の持つ力の重要性に気づき野人エッセイす のムー様
の元に伺って、塩つくりを体験させていただきました


人の体液は海水を3倍に薄めたものともいわれ、その組成が類似しています


太古、人間が海から陸に上がってきたときに、細胞の周りにその環境である海水ももって上がってきたことを考えれば、それは十分に納得できます




また、人の細胞が自然な状態で機能するためには、科学的に生成された精製塩ではなく、海水に含まれるミネラルまで含んだお塩が必要であるということも真剣に考える必要があると思います。





アトピーの改善のために海水浴をすることを、完全に否定している医師もいます。海水や紫外線の刺激による症状の悪化がその理由です。赤みが強いカサカサしたアトピーや逆にジュクジュクしたアトピーでは海水浴による改善効果が薄く、掻き傷や関節のヒビ・耳切れがあっても汁はあまり出ていない小児には有効である、というようにアトピーを持つ万人向けの効果が見込めない点も否定される原因かもしれません



確かに皮膚に傷があったりジュクジュクした状態では真水でもしみる場合があります。お風呂も嫌がるような小さな子供には、ましてや海水では塩分が刺激となって非常にしみるため、トラウマのようになってしまうようではストレスによる悪化の弊害の方が大きいかもしれません



しかし、海水塩の利用が真っ向から否定されてしまうのは、効果が見られるケースがあるだけに残念です。
科学的な根拠は研究者にお任せするとして、塩の持つ力は殺菌効果だけではないように思われるのです。土俵入りの塩は力士の土俵での擦り傷をばい菌から守る、という実用的な目的以外に、地中の邪気を払う浄めの意味もあるようです


日本でも塩は浄めの意味を持ちますが、ハワイにも海に入って身を浄める、という習慣があります。



先日ご紹介したワイキキビーチの祈祷師が禊ぎに利用したという

KAWEHEWEHE (カヴェヘヴェヘ)ビーチもそうした目的で使われたビーチの一つ



塩とは、水を現すシと
炎(ホノオ)を現すホから水と火の力の合わさったものとも考えられていたようです



現代の考え方では、浄めは、例えば消毒、解毒、還元(元に戻す、酸化を還元する)などと現すことができるのかもしれません




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