マッサージに行ったら精気を奪われた を書いた後で思い出したことがあります




コメントでも頂きましたが


「子供の傍にいると陽気(陽の気)がもらえる。だから保育園の先生は元気」


「相手の気をもらってしまうので、ネイルなどに行くのも一苦労」


「麻薬中毒の人などに毎日接して常に疲れて息も絶え絶え」




直接経験がなくても、そんな感覚はおそらく多くの方が理解できるのではないかと思います






マッサージにいって、生気(精気)を奪われることはないって、言ったじゃないか!!!


と、お怒りの向きもおありでしょうが、前にも書いたように、代替療法全般に言えることは相性とタイミング があるということです。それを『気』に置き換えるとそんな風に言えるかもしれない、ということ






検査や薬で対処する西洋医学は、体重40kgの人でも80kgの人でも大人なら同じ処方がでます

だからこそ標準的で一律の治療ができるのだと思います


一方、便秘でも、症状によってまた患者さんによって対処の仕方が違う東洋医学の場合は施術の個々の症例に対する施術の仕方は全く異なります




この対処法が功を奏するか否かが相性とタイミングだと言えます


同じくコメントでwin-winさんが「施術が終わった後に、もう私には(ここの施術は)必要ない、と感じたことがある」と書いてくださいました。




患者さんの中には、同じことをおっしゃる方が複数いらっしゃいます


「前の鍼灸院では、合わないと感じたから移ってきた」というような感想です


いつか私(puamanaちゃん)も「合わない」と、捨てられるのね~、と内心声に出して(どっちだ?)言っていますが、それでよいのだと思っています






全ての代替療法がそうであるとは断言できませんが、そのほとんどは身体の状態と心の状態を合わせたところで施術をしているはずです


心の状態というのは、実年齢にかかわらず個々の成長段階が大きく異なります


その成長度合いを決めるのが「気づき」なのではないかと思います


ただし、気づきが多い人が大きく成長している、というわけではありません




食べ物を気を付けだした方


病気によって、気付きを得た方


睡眠の大切さに気付いた方


運動が自分の身体に及ぼす影響に気づいた方






個々の事象はどれも大切なことですが、では自分の身体にとってどんな方法が良いのか、最も効果があるのか、ということは情報を鵜呑みにしても理解できるものではありません


美容の成分も、健康法も、自分にとってプラスかマイナスかは、全てトライアンドエラーで試していくしかないからです





結局、鍼灸師を含め、○○療法というカテゴリーの私たちは旅先の宿屋のようなものだと思います。その時のその人の感性で決めた旅先でたまたま選ばれ、その時には必要な存在だけれど、感性が変われば二度と訪れることもない。
けれども、『気』が合っていればまた必ず戻って行きたいと感じ、再び訪れる場所もある



そうやって、私たちはみんなその時々に自分にとって必要なものを選んでいるわけです
同時にセラピストの方も勉強を続け、成長していますからその度合いや患者さんに資するものを提供し続けられれば長くお付き合いさせて頂ける


だから『合わない』『必要ない』と感じたらもちろん遠慮なく終了して新たな療法、新たな施術者のところへ行けば良いし、またもし必要になった時には駆け込んでもらえればいいのだと思うのです







HPです↓



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