つわりの症状として頭痛がおこることがあります


妊娠中(つわり中)の頭痛も、頭痛の起こっている原因によって対処が異なります。
病院では弱い鎮痛剤を処方してくれることもありますが、妊娠中であるため副作用の心配が少ない代わりに効き目も少ないものになります。
薬を服用したくない場合は鍼灸でつわりの対処をしてしまえば、吐き気などと同時に頭痛も治まってしまいます。


ただし、つわりであっても普段から肩こりがひどい方の場合、特に仕事を続けていらっしゃる方ではつわりとは別に妊娠中であっても肩こりが頭痛を引き起こしていることもあるので、肩こりのための治療を行った方が良いケースも増えてきています。
今おきている頭痛がつわりによるものなのか、肩こりからのものなのかは鍼灸院で判別してもらえます。つわりの鍼灸を行っている鍼灸院であれば、妊娠中の肩こり(頭痛)にも危険なツボ(子宮を動かしてしまうようなツボ)を避けて施術してもらうことが可能です。
つわりだけでも辛い妊娠中。
薬の副作用など無用な心配をしたり「病気ではないのだから」とただ我慢したりせず、是非鍼灸にかかって頂きたいと思います。


さて、つわり中の頭痛ですが、ご自分で対処する場合に、どんなタイプの頭痛においても絶対にやめて頂きたいことがあります


それは
濃いコーヒーのカフェインで抑える
インドメタシンなどの薬剤が配合された湿布薬を使う

の2つです

カフェインで頭痛が治まるという記述が頭痛の対処法には必ず書かれていますが、特に理由を述べるまでもなく、妊娠中に適用するのはリスクが大きすぎます。特に吐き気を伴うつわり中であれば、胃を荒らすような対処は当然避けるべきです。
インドメタシンなど薬剤の配合された湿布薬も、せっかく鎮痛剤の服用を避けていたとしても、その努力が無駄になることを忘れないで下さい。


妊娠(つわり)中の頭痛にも主に次の二つのタイプがあります


・偏頭痛
片側、又は両側が脈打つように痛む

休日に出やすい
動くと痛みが増す
前兆がある場合がある

対処:
暗く静かな部屋で横になる
痛むこめかみなどを冷やす
痛むこめかみなどを圧迫する
※マッサージは逆効果になります



・緊張型頭痛
肩こりなどと共に締め付けられるようにギューっと痛む

普段から肩こりがある
同じ姿勢での作業をしている
ストレスや疲れで増悪する

対処:
痛む部分を温める
ゆっくりと入浴する
マッサージやストレッチなどで血行を良くする



いずれの頭痛でも、まずは
疲れをためない
睡眠時間を十分に確保する

ことが大切です。

冷やす、温めると正反対の対処が必要ですが、湿布薬については是非こちらもご参照下さい。
>湿布の使用にご用心


冷やす場合にはスーパーなどでもらえる保冷剤をタオルに包んで
温める場合にはカイロなどを使うのが安心です。






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