「あるがままを愛しなさい」
世界がどんなに見えるかは、百パーセントあなたのバイブレーションのレベルで決まっています。あなたのバイブレーションが変わると、全世界がそれまでとは違って見えてきます。ちょうど、あなたが幸せだと、みんながあなたに微笑みかけてくれるように感じるのと同じです。バイブレーションをもっと上げるためには、もっと愛を感じるだけでよいのです。まず、あなたのネガティブな感情を愛してあげるところから始めてください。
退屈だったり、鈍感だったり、絶望的だったりする自分を愛するのです。信じがたいかもしれませんが、あなたの頭の中身を変えても、あなたのバイブレーションには何の変化もおこりません。
考え方や、信仰や信条や、行いや住所や友達を変えても、意識を広げるためにはすべて無駄なことです。
あなたが現在のような状況にいるのは、偶然でも気まぐれでもありません。だからそんなものを変える前に、あなたの態度を正すべきなのです。そうでないと、いつまでたっても、あなたはうまくゆく場所を追い求めてばかりいて、至福の大海原の中にいても、それに気づくことができません。
あなたはどこに行っても、あなた自身とともにいるより仕方ありません。禅でよく言われるように、「あなたが今いるところで平安を見つけられなかったら、どこにさまよっていけば平安はみつかるのでしょう?」この宇宙には、どこへ行こうと、今、あなたがいるところと同じ場所しか存在しないのです。そして、あなたが変わっていくべき方向とは、自分自身を、ありのままの自分をアンプのボリュームをあげていくように深く掘り下げていくことなのです。
「自分を愛しなさい」
実は今、私たちが自分だと思っているもの - 自分の体、心、感情 - は、何億という他者を含んでいます。人間のエゴと意識というのは、ちょうどニューヨーク市長みたいなものです。ニューヨークが市長だけでもっているのではないように、エゴだけであなたの体や心が維持され、機能しているわけではありません。
私達は一人ひとり異なる存在として、どんなグループからも自由に離れることができます。私達の体を形作っている生命体の集合、つまり肉体から抜け出すことも自由なのです。そして、どこか別のレベルへゆくと、そこでまた、アナタと共鳴している生命体にめぐり合うことができます。
あなたが自分自身を愛する時、実は、あなたは愛となって無数の存在へと広がっているのです。
そしてあなたが愛を広げれば広げるほど、あなたの内の存在も、まわりの存在も大きな愛になってゆくます。どんなレベルにおいても、私たちはお互いに影響を与え合っているバイブレーションそのものです。幸せなメロディーを奏でれば、幸せな踊り手が集まってくるのです。
別の言葉で言えば、自分を愛するということは、自分が作り出したすべての物と同じスペースを共有する、ということです。
なまけ者のさとり方 より
- なまけ者のさとり方 PHP文庫/タデウス・ゴラス
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「さとり」とはどんなものなのかと興味をひかれてこの本を読んだのは1988年。
お釈迦様が成し遂げたような修行をしなくても、なまけ者でも「さとる」ことはできる、という内容が当時はよく理解できませんでした。
数年たって読み返した時にも、お釈迦様のさとりと、この本でいう悟りは別の物なのだろうと考えていました。
でも、「さとり」に種類も段階もなかったようです。
世の中のすべては意識とバイブレーションでできている。
簡単ではないけれど、なまけ者でもさとることができる。
そして、一番大切なのは愛である。
細かいことがわからなくても、大きな矛盾に阻まれても
どんな道を通ろうとも、結局行きつく先は同じこと。
自分自身の成長度合いを考えてみると、らせん状に階段を上がっていればまだましだけれど、もしかしたらちびくろサンボのトラのバターのように、10代の頃も、そしてこの先老いても、とうにわかっている結論に向かって同じように同じところをクルクル回っているだけなのかもしれないような気もしてしまうのでした
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