妊婦さんから「食べ物はどんな風に気をつければ良いのでしょう」という質問をよく頂きます。


妊娠中のご自分の体調管理はもとより、アレルギーなどの赤ちゃんの体質に影響することも含めてのご心配です。



牛乳や卵は避けた方が良いのだろうか?油や脂肪を取りすぎるとよくないんだろうか?
ところが、こんな研究もあります。>がっかりする事実
妊娠中にファストフードをたくさん食べた母親から生まれた子供はアトピー性皮膚炎にかかる確率が優位に低かった、というものです。
節制第一に努めている妊婦さんにとっては、なぜなぜ???私の努力は何だったの?な事実です。が、こういう例もあるのですね。つわりの時に「ご飯は炊ける時の匂いすらダメなのに、ファストフードのフライドポテトだけは食べられる」というのは、このせいなのでしょうか?(笑)


ただし、ファストフードばかりというのでは妊婦さんの体調管理ができないのもまた事実。体重も必要以上に増えてしまうでしょう。
ですから結局個別の食べ物に対して一つ一つ吟味するのは、時代と共に健康の常識が変わるのと同様あまり意味がないことなのかもしれません。


ただし、妊娠中に限らず、食事の基本的な原則というのはあります。


偏食はしない
調理の基礎となる調味料は本物を選ぶ
(○○風調味料、化学調味料の入った醤油、ダシの配合された味噌、砂糖の入っただしの素など合成されたものは避ける)
飲料水は天然水にする
旬のものを食べる



偏食を除けば、本来の目的以上に意図的に作られたものを避ける
この場合の意図とは、調味料なら加工の過程で「効率、経済」を優先したものですね。早くできる、安くできる、腐りにくい

水なら水道水のように、費用が安くて手前いらずだから塩素消毒


野菜やお肉、海産物なら、季節に限らず年中安定供給のために工業化やブロイラー、養殖。しかし、生鮮食品はできるだけ避ける、くらいの姿勢でないと、都会では条件にあったものは非常に手に入りにくいので長続きしません。


現代は普通に暮らしていれば否応なく免疫力を低下させるものが体内に入ってきます。だからこそ家庭料理では調味料が大切だし、バランスをとることが重要だと思います。


発酵食品ブームですけれど、本来日本人は味噌だって醤油だって好い加減なものを作らなければ毎日の食卓で取れていたんですものね。
塩だって、専売公社は大失政でした。


外食や加工食品を神経質に避ける代わりに、家庭での調理には最低限で持続性のある注意を払う(水と調味料だけは留意する、など)ということが現実的です。
最低限でも継続的な努力が、10年20年後の健康状態という、いわば結果を大きく変えるはずです。



>活力のある食べ物を見分ける
除菌剤は相手を選ばない


アレルギーやガンの決して無視できない原因


家族を守るための免疫の話

食品添加物が身体に悪い訳




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