半年ぶりに予約頂いた腰痛が主訴の患者さん
元々3年以上腰痛を患っていらした方でした。


まずは問診で
「今回はどうなさいました?」
「腰が少し痛いんです」
痛みの表現は千差万別
拝見して、これは痛いですねえ、と思わず言ってしまうような状態でも「少し痛い」「ちょっと痛い」と仰る方も中にはいるので、これは決して「少ししか痛くない」と受け取る訳にはいきません


奥ゆかしいというか、我慢強いというか…


「前と同じような状態に戻ってしまいましたか?」
「いいえ、2度目に伺った後(これが半年前)、息ができないほど痛かったのはなくなったんです。」

えっ?息ができないほど?
確かに悪い状態でしたが、カルテにもそんな事は書いていない




「息ができなかったんですか?」
「息ができないほどっていうのは、呼吸がしにくいっていうか、息が吸えないっていうか…」
大袈裟な表現を申し訳なく思ったように、一生懸命言い換える患者さん
私としては、半年おくれの告白に驚いてしまっただけなのでした。



そうだったんですね。
それは充分「息ができないほど痛かった」のだと思います。



幸い今回は、拝見しても息ができないほどの状態に戻っているわけではありませんでした。
強いて言えば、一番強いのはストレス



そう言えば、と、施術しながら段々と思い出してきました。
前回、「悩んだらまた来ていいですか?」と言って帰られたのでした。



お悩みの詳細は省きますが、一朝一夕に解決できるものではありません。
スピリチュアル的に言うと「人生を通しての大きな学び」です。加えて一般的でもないので、ご友人などにも打ち明けにくいものでした。



そうか、そうか。
腰痛は、抱えきれない心の葛藤を身体が表現したもの。
息ができないほど痛かったのは、実は前回も心だったのかもしれません


施術中、常識破りの反応ばかりする私に「来るとこ間違えちゃったな~」なんて言ってらしたのですが、最後に玄関で「これでまた立ち向かえます!」と笑って帰られました。



「腰が少し痛い」の本当の意味は
今回も「息ができないほど心が痛かった」だったのかもしれませんね



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