以前、首の不調でいらした患者さんからのメール


色々な教訓を含んでいるので転載




『先月、足を怪我して整形外科に行ったんだけど


「この首酷いですね!!!」って言われて、バカなリハビリ担当の女に首揉まれまくって、


翌日泣きたいほど辛かった。なぜみんな医者と名乗る人って首を触られるストレスを察しないのかな???


もう鍼灸師以外は私の首に触れて欲しくない!!!』





原文まま





くれぐれもワタクシが言っているわけではありませんパー








この方は、元々首の不調で整形外科に行って





患者 「原因は何ですか?」


医師 「ストレスでしょう」





と薬を出してもらい、首を揉んでもらったが運の悪いことにかえって悪化し、私のところにいらっしゃいました。「ストレスでしょうって!診断にも治療にもなってない!おまけに改善もしないなんて!」と、その時も怒っていました」





ホリスティックケア・プアマナで施術後、首も楽になり、帰宅してみるとパートナーに


「目の輝きが増してるね」


と言われたとのことで、すっかり『鍼灸は良いぞ』という印象を持っていただけたのでした。











私も、身を賭して治療にあたっている整形外科の方も理学療法士(たぶん上記の「リハビリの女」の人は理学療法士さんでしょう)さんも知っています。











それでもやはり、上の患者さんのような経験をしてしまうと、あっち(又はあの療法)はダメ!ということになってしまいがち。








逆に私も患者さんから「鍼(はり)はダメ」と判断される可能性が常にあるわけです。



でも、このケースでは患者さん自身が判断しているので、まだ健全だと言えるかもしれません。


もっと悪いのは、妊婦さんが産科のお医者さんにつわりがひどいのでお灸に行っても良いかと聞くと「お灸?効果はないと思うけれど好きにすれば?」


これは直接患者さんから良く聞く話し(笑)
「お医者さんに聞いたらやめるように言われたので」と予約をキャンセルした妊婦さんもいました。




今は、ネット上で様々な意見を言う事ができ、また、それを誰でも自由に閲覧できるので、例えば「○○に鍼が効くという科学的根拠はない!」という西洋医学の専門家の見解も、また逆に「西洋医学は対処療法ばかりでダメ」という論調も良く目にします。



これは、1番に患者さんにとって、そしてもちろん西洋医学、東洋医学、漢方など色々な療法の従事者にとっても不幸なことです。











大切なのは療法とか西洋とか東洋とか、代替とかそんなことではなくて、互いの長所を生かして最善の施術を患者さんに提供していくことなんですよね。





そして、それは本当は患者さん自身がお金と時間と「楽にならない」という肉体的・精神的な苦痛を長引かせてまで追及しなければならないものではなく、施術する側が協力してわかりやすく提示できるのが理想的なあり方なんだけれどな、と、折に触れて考えずにはいられません。









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横浜 鍼灸・美容鍼・疏泄マッサージ
ホリスティックケア・プアマナ(puamana)



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