カーネギーメロン大学のランディー・パウシュ教授は、すい臓がんで余命3か月から半年と診断され、同大学において「最後の授業」と題する講演を行いました。


この講演はYou tubeでも配信され、大変な反響を呼び、後に本も出版されベストセラーとなりました。




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講演は「最後の授業、子供時代に抱いた夢の実現」という題でしたが、教授は最後に「本当は自分の子供たちに向けたものなのです」と結びました。




まだ、幼い三人の子供たちを残して、親として成長を見守ることやその時々にアドバイスをすることができないことを、見越してのことです。




本の出だしから、ガンには犯されているけれども、教授は自分のことを「大変に幸運な人間だ」と言っています。


実際、オープンカーで歌を歌いながら気持ちよさそうにドライブしているパウシュ教授を見かけた同僚は「とても余命宣告を受けている人には見えなかった」と言っています。




教授は、幼い子供たちを残して亡くなりましたが、子供の頃からの夢を実現し、コンピューターの世界でも業績を残しました。




夢を実現する事


生きる事


の意味を見失いそうな時に、もう一度「思い」をよみがえらせてくれる本だと思います。






さて、蛇足中の蛇足ですが、本を読みながらいつもの癖で「この人はなぜガンになったのだろう」


と、考えていました。


病気になるとき、心の問題だけが全てでは無いでしょう


それは百も承知の上で、やはり考えてしまったのです




その中で気になったのは、「いつも効率を優先する」という考え方でした。


仕事をする上では効率を考えることは重要な課題です。


でも、今後、将来において「効率が良い」ということは過去ほど重視されなくなるような気がします。


効率は無駄なく成果を求める場合には不可欠です


しかし、たぶん、効率の陰で無駄だとされてきたもののなかにこそ、人生の喜びや魂というものは宿っているのではないかな、と、ふと考えたりもしたのでした。













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