娘①13才、娘②8才、体力と脚力の乏しいワタクシの3名(全員登山未経験)が富士五湖No.1ガイド(自称)の友人の全面サポートで、まさかの富士山山頂まで登りました。


富士山は、山としての難易度は決して高くはないらしいのですが、標高は日本一ですから、6合目の安全センターでは「弾丸登山はやめましょう。軽装での登山はやめましょう」と24時間アナウンスしています。


今年は世界遺産登録で富士山に登る計画を立てている方も多いかと

そこで、登山未経験のための富士登山のツボと必携準備リストです


まずは文字通りのツボ

見るからにへなちょこな我々は、すれ違う人々から度々
「足が動かんよね」
「膝がヤバイよね」
と声をかけられました。登山をなさる方には常識らしいのですが、登山って登りよりも下山の方がはるかにキツイのです。階段でも登りの方がキツイ様に思えますが、脚への負担は下りの方が大きいですよね。


そこで準備

photo:02


あらかじめ膝周りにパイオネックスを貼っておきました。

画像では、鶴頂(膝上真ん中)、血海(膝上内側)、足三里、内膝眼(膝のお皿の下、内側)に貼っています。パイオネックスは鍼の付いたシールですが、ピップエ○キバンでも良いと思います。

トレッキングポールとの併用で膝への負担が大幅に軽減されます。
この下準備のツボ刺激がなければ、絶対に登れませんでした。


膝上は内側の梁丘
膝下は外側の外膝眼も合わせて貼ると良いでしょう。
photo:03


(画像はお借りしました)



①トレッキングポール(ストック)

脚(特に膝)腰への負担が大幅に軽減されます。
こういう物です(画像はお借りしました)
photo:01




②マスクとサングラス

特に下山し始めると火山灰や砂といった細かい粉塵でマスクをしていても耳の穴も鼻の穴も真っ黒。当然、荷物も髪もジャリジャリです。砂が目に入ると痛いですし、山頂付近は陽射しも強いのでサングラスの着用がオススメです。

③チョコレートと100円玉

チョコレートは疲労軽減のオヤツとして。100円玉はトイレへのチップとして。吉田口から登ると山小屋や救護施設などの施設は充実していますが、五合目を出ると途中のトイレは1人一回200円、山頂のトイレは300円必要です。

④ハイカットの靴か、スパッツ

富士山はスニーカーでも登れると言われているのですが、登山中に靴に小石が入るのは想像以上に辛いものです。足首まである靴(バスケットシューズは底が平らで、滑り易く疲れ易いので不向き)がない場合は、足首を覆う登山用のスパッツがあると苦痛と不快感が大幅に軽減されます。



⑤高山病対策 せめて一晩は麓に泊まってから

高山病対策のために、登り初めはユックリ、酸素濃度と標高に順応しながら登るのはもちろんですが、子ども連れの場合は特に、せめて登山前日には麓に一晩は泊まりましょう。
因みに横浜は海抜10m以下
富士吉田市、富士五湖周辺は海抜1000mですから、順応することによって身体への負担の違いはお分かり頂けるでしょう。


⑥本当に辛いのは下り
脚への負担、体力の消耗を考えると、富士登山で本当に辛いのは下りです。せっかく登るのなら頂上まで行きたいのが人情ですが「どこまで登るか」「どこでやめるか」の基準は「体力が半分残っている地点です。
一般的に登り6-7時間、下り3-4時間という情報が出ていますが、登山に慣れていなければ下りも6-7時間かかります。
下山途中で動けないと言って座り混んでいる子供も大人(!!!!)、子供を背負って引き返す家族がたくさんいました。


登ったら、下りなくてはなりません。どこまで登るか、どこでやめるかは是非とも勇気ある決断を


オマケ

富士登山は登り、下りとも一部区間は馬に乗れるそうです。

参考までに
登り五合目から七合目は14000円
(ただし平坦な道までなので、降りた直後から岩場登山です)
下り獅子岩から五合目が12000円

12000えんっ!ないわー、そんなのに乗るなんてあり得ないわー
と思われるかもしれませんが、慣れない登山者の下山の疲れって、馬が神様のように神々しく見えるに違いくらいなのです。はい。



施術のお問い合わせ・ご予約はHPのお問い合わせフォームからお願い致します↓
横浜 鍼灸・美容鍼・疏泄マッサージ
ホリスティックケア・プアマナ(puamana)
にほんブログ村 ホリスティック医療
にほんブログ村 健康ブログ ホリスティック医療へ