アトピー性皮膚炎発症の仕組みを解明
アトピー性皮膚炎 改善の化合物を発見
アトピー性皮膚炎 慢性化の仕組みを発見


これら全てがアトピー性皮膚炎の患者では「たんぱく質」が多いか少ないかのようです。

❶ かゆみを伴う湿疹が繰り返し現れる「アトピー性皮膚炎」発症の仕組みの一つとして、皮膚で作られるタンパク質「インターロイキン(IL)33」が関わるメカニズムを、兵庫医科大(西宮市)などの研究グループがマウスの実験で発見した。このメカニズムを阻害できれば症状が緩和するため、新薬開発につながるという。

 兵庫医科大皮膚科学講座の山西清文教授(58)、今井康友講師(36)らのグループは、体内に寄生虫などが侵入した際の警報役を果たしている
IL33が、アトピー患者の皮膚表面で大量に作られることに注目した。

❷ アトピー性皮膚炎は、皮膚の防護機能に異常が生じて異物が侵入しやすくなり、アレルギー反応が起こることで生じる。現在治療に使われているステロイド剤はアレルギー反応を抑えるが、副作用が生じることもあった。
 (京都大学、アステラス研究)グループは、防護機能の維持を担う
タンパク質「フィラグリン」が多くの患者で少なくなっていることに注目。人の皮膚細胞を使った実験で、フィラグリンの合成量を増やす有機化合物を見つけた。アトピー性皮膚炎のマウスにこの化合物を飲ませたところ、6週間後に症状が大幅に改善、副作用も確認されなかったという。
 椛島准教授は「アトピー性皮膚炎の治療では、(アレルギー反応という)『火』を消すよりも、まず『火』を起こさないことが大切。今回見つけた化合物は、火を防ぐ働きがある。10年後をめどに治療薬として実用化したい」と話している。

❸アトピー性皮膚炎がダニなどの原因物質を身の回りから取り除いた後もすぐに治らず、
慢性化する仕組みを出原賢治佐賀大教授らの研究チームが解明し、米医学誌に発表した。
 研究チームは、患者の皮膚を分析。アレルギーの原因物質が体内に侵入すると、
免疫細胞が働いてかゆみが生じると同時にたんぱく質「ペリオスチン」が大量に生成されることを突き止めた。




人の体で合成されているたんぱく質は10万種と言われています。
このうちの何種類がアトピー性皮膚炎発症のメカニズムに関わっているのかは存じませんが、今後も様々なたんぱく質が多かったり少なかったりするのでしょう。


東大の内科は現在11に分かれている。(循環器内科、消化器内科、呼吸器内科など11内科あるのでしょう)
そのうち右眼眼科と左眼眼科に分かれるだろう、と言われている、という話を彷彿とさせます。


たった20種のアミノ酸から、どんな理由で10万種のたんぱく質が合成されているのかは、わからない。


アトピー性皮膚炎発症のメカニズムも結局のところはわからない。


もうそろそろ、方向性が違うのではないかということだけでも、わかった方が良い気がする。




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