急に寒くなって風邪が流行ってきています。
まだ風邪の兆候がないなら
「風邪ひいちゃうかも…」と思うのは厳禁
「風邪って何？」または
「自分の身体を風邪には使いません！」と決然とした態度で臨みましょう。「ひいてしまうかも」と考えるのはひくのを期待しているようなものです。ここ、意外と大事です。
さて、背中がゾクっとしたら、そこから風邪が入ってきたしるしです。
熱が上がってきて風邪が長引く前に、早目のセルフケアで対処しましょう
市販のものでも十分に効果が期待できるお灸がベストですが、背中のツボを利用するので下の写真の青い点を覆うようにして温めても良いでしょう。
温める道具は、できればカイロよりもこんにゃくの湿布。またはレンジで温めるタイプの湯たんぽを使って下さい。
こんにゃくの湿布はこんにゃくを15分ほど茹でたものを火傷しないようにタオルに包んで使用します。
お灸の場合は、
赤い点の大椎
下を向いた時にポコっと出る骨の下側です
青い点の風門
大椎から骨二つ分下がった所から指二本分外側
風邪はここから侵入すると言われています。
そして、頚椎(上の写真で4と示されている首の7つの骨)を順番に押して行って痛い、けどちょっと気持ちイイ箇所にもお灸をすると効果が高まります。
もう一つ熱の対処に効果的なお灸のツボが
魚際(緑の点)
写真はいずれも「人体解剖カラーアトラス」より
親指を曲げると出る付け根の骨の下側、手の甲と手の平の肌のキメの境目です。
ただし、いずれのツボも結果的には熱を下げますが、解熱剤と違ってあくまでも「風邪を本来より早く経過させる」ので、お灸の後数時間で一時的に熱が高くなるのでご注意ください。
風邪をひいていない方は、そのままスルー
風邪かな？と思った方は、是非、早目のお手当で乗り切ってください。
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