いくつかの記事を書きあげられないまま、久々に In Deepを覗いてみると興味深い記事の数々がアップされているのを見つけました。
宇宙がホログラフであると、日本人の研究者が論文を発表した、とか
進化論を元にすると、老化の原因が説明できなくなる、とか
そして、研究者はマインドフルネスと思考が本人の遺伝子に特異的な分子変化を誘導することを突き止めた (こちらが原文)という論文の記事⇒コチラ
精神のトレーニングや、あるいは意識の特定のモードを誘導することにより、有益な健康効果をもたらす可能性についての証拠が増え続けている中、科学者たちは、これらの精神のトレーニングや意識が身体にどのような物理的な影響を及ぼしているのかを理解しようとし続けている。
ウィスコンシン大学、そして、スペインとフランスの研究者たちによる新しい研究は、集中的なマインドフルネスの実践の後に体内で起きる特定の分子変化について、初めてその証拠を報告した。
研究では、集中的なマインドフルネスの実践をした瞑想の経験が豊富な被験者たちのグループと、瞑想的な訓練を受けていない被験者のグループを比較することでおこなわれた。
そして、マインドフルネスの実践の8時間後、瞑想者グループは、炎症誘発性遺伝子のレベルの低下を含めて、遺伝子調節機構のレベルの変化と遺伝子と分子の変化を示した。これらは、ストレスの多い状況からの早い物理的な回復と関係する。
(In Deepより)
この後、元記事の方には、瞑想によって変化した遺伝子と分子は製薬会社による抗炎症剤や鎮痛剤の研究対象となっているものである、というスペインの学者の話や、ブルース・リプトン博士の潜在意識を知覚することによって、「自分の人生は自分ではコントロールできない」という考え方から脱却することができる。病気になったら健康の権威である医者の元に行くという刷り込みが両親によって行われているけれども、自然治癒力が発揮されて、結構病院に行く道すがらに治っちゃうなんてこともあるよね。結局は思考や知覚が遺伝子の活動を変化させるのであれば、単純に言うと「がんを治したいなら、考え方を変えればよいのだ」という話が続いて書かれています。
「あなたは6か月以内に死にますよ、と言われるとたいていの人は6か月以内に死ぬ、これはノセボ(ノーシーボ)効果と言われていて、プラシーボの反対の効果を持つものです。あなたは死にたくないと(顕在意識で)考えるのと潜在意識に刷り込まれた医師による余命宣告が科学的反応をおこし、その結果身体は優勢な方の思い込みを採用する(神経科学の分野では、潜在意識が我々の人生の95%をコントロールしていると認識している)
という仕組み。
最近、患者さんとお医者さんのインフォームドコンセント イコール ブロック作成
という話をしたばかりだったので、面白いなとおもいました。
「がん家系」
「体質や構造が○○の病気になったお母さんと似ているから気を付けて」
「この子は、この病気によって失明、難聴、知覚障害になる可能性があります。」etc.
白衣性高血圧っていう症状があるくらいですから、権威のある方々の言葉は、すんなり潜在意識にはいってしまうんですよね。
考え方を変えることで、各遺伝子から30,000を超える物質が生成されることを考えれば、もはや心と身体は密接に・・・なんていうのは当然の話であって、記事にもあるとおり炎症作用の機序にも心の動きが関わってきていることを無視することはできなくなっているようです。
瞑想は、すればするほど若くなる、という研究も確かあったと思います
マインドフルネスとは、ジャッジをしないで物事を見つめる姿勢
多くの人が瞑想や、思い込みに気づくことによって自分の潜在意識をフル活用していけば、世界も当然変わりますよね