W様からクリアリングのご感想を頂きました。
現在、W様はご自身のがんと向き合って、様々な気づきを得ていらっしゃる最中です。
私は病気になり、今までの好きになれなかった自分の性格を変えたいと、本気で考えるようになりました。
そんな時に紹介していただいたのがプアマナさんでした。
私が自分の性格で一番嫌いだったのが、他人への嫉妬やひがみ。病気になって、この性格は一層強くなりました。みんな私より幸せそう。なんで私だけ不幸なの。
プアマナさんで、私の奥底には『むなしさ』があると言われました。
むなしさ…
初めはピンとこなかったのですが、少しずつ思いを巡らすと、片付けても片付けてもまた散らかす子供たち、ご飯を作っても子供達があまり食べず残飯整理の毎日。そこから少しずつ過去へ遡り、頑張っても上司から評価されなかったこと、努力しても就職先が見つからなかったこと、希望の大学に行けず自分の学力の限界を知ったこと、いろいろな想いが出てきました。
そして、子供の頃、親に誉められたくて勉強を頑張ったけれど、どうしても苦手な教科で３がついて落胆したことも思い出しました。小さい頃から完璧主義者で、成績表に３があることも許せませんでした。
そんな私にプアマナさんが「負けず嫌いなんだよね」と一言。
その言葉を聞いた瞬間に、頭の中がパッと軽くなりました。全ての私の性格が「負けず嫌い」に集約されてることに気付きました。
そうなんです。負けず嫌いゆえに誰よりも不幸な自分が惨めだったんですね。片付いてない部屋は主婦として失格。友達は希望の学校（就職先）に合格したのに。
私はいつも誰かと比較して、自分が負けてることに虚しさを感じてたんです。比較の相手は友達に限らず、自分の思い描く理想像だったりもしたんです。
でも、その比較が何の意味もないことを悟りました。その比較も私が作った基準によるものだから。
そういう自分を悟ったことは、とても意味あることでした。今まで長い間培ってきた比較の基準を捨てるには、まだまだ時間がかかりそうですが、焦らず進めたらなと思います。
プアマナさん、ありがとうございました。
W様ありがとうございました。
今後は、その負けず嫌いを病気と向き合って行かれる上で、有効に作用させていって下さる事が出来ると信じています。比較するのではなく、先へ進むために。その時、人は想像以上に強くなれますし、負けず嫌いは最高の資質に変わると思います。
