育児による腎虚には(もちろん育児以外の腎虚にも)スワイショウをオススメしています。


夜中の授乳などによる不規則な生活と、抱っこ、沐浴、オムツ替えなど普段使用しない筋肉の疲労によって、育児疲れは蓄積して行きます。

これは「気」が失われた状態ですから元気が無い、気力が湧かないという育児を続けて行くには由々しき事態です。


東洋医学では、人間の「気」の原料となるものは3つ、そして実際に身体で機能する気の種類が4つあります。


まず、人間は生まれ持っている先天の精を消費して、やがて老いて死んでいくと考えられています。先天の精は腎精とも言われ、発育と生殖に関与します。先天の精を消耗した状態が「腎虚」。育児による肉体の慢性疲労は腎虚を引き起こします。


ただ、腎精は失われるばかりではなく、後天の精と言われる水穀、つまり飲食物から採取されて脾から作られ気血津液を生成する栄養分を補うことでも充実回復します。


そしてもう一つ、清気は自然から肺が吸収する大気中の有益な物質で呼吸に関与します。


そして、これらが原料となって作られるのが生命活動の原動力になる原気、全身を栄養する営気、呼吸や心拍を司る宗気、皮膚や筋肉を巡って身体を防衛する衛気、の4つの気です。


先天の精、後天の精、清気が供給され、原気、営気、宗気、衛気が巡る様になっていれば健康ということですね。


さて、育児による腎虚では、消耗する気をまず補うのが後天の精ですから、

良く食べること


そして、清気を補い、それを巡らせるために必要なのが、呼吸と運動だということになります。


そんなこんなを色々考えて作られているのがスポーツとしての気功と太極拳なんですね。もちろん、イキナリ育児中に両方始めろというわけではなく、ここでやっとスワイショウです。


スワイショウは気功や太極拳の準備運動としても活用される運動で、身体に清気を取り入れて、気を巡らせる作用があります。
ですから理想的には森の中で行うのが望ましいのでしょうが、贅沢は申しません。


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でんでん太鼓のように腕を振って体幹をひねるスワイショウ


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腕を前後に降るスワイショウ

《画像がどちらも世田谷区保健センターHPより》


よく見ると、股関節、膝、足首を緩めています。そして膝は爪先より出ないように。足の裏が大地をしっかり踏んでこの姿勢が取れれば、効果は倍増します…が、その話は別途。


休めない、寝られない
育児疲れには

よく食べて
スワイショウ

騙されたと思ってやって見てください。気持ちの良さは即実感していただけますから


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