自然療法中心のホリスティックな子育てを目指すお母様にとって、1番の強敵は、婚家の両親、実家の両親、夫など身近な家族であったりします。





子供が咳をし始めると

「風邪を引かせるな」
「医者に連れて行け」
「薬は飲んだのか?」


特に婚家の両親に対して「咳は、身体に侵入した異物を体外に排出しているのですから、薬で止めない方が良いのです。」と言って平常心でいられるお母様は少ないでしょう。


そんなことを言っても
「医者でもないくせに」「悪くさせたらどうする」「責任が取れるのか!」と詰め寄られたら、余計に傷つくだけです。

アロマテラピーもヒーリングも、ホメオパシーも、ビワ温灸も知らない人にとっては怪しいだけです。


ホメオパシーやヒーリングを治療に取り入れている医師でさえ、医師同士の間では「怪しい」と言われているのですから、あなたが怪しいのは当然なのです。



風邪を治す薬を発明できたらノーベル賞が受賞できる、と言われている。
つまり、医師でも風邪を治すということは出来ないのは周知の事実なのですが、この、「周知の」も問題でなのです。


テレビで風邪薬のCMがガンガン流れているのに、風邪が薬で治らないはずがない、と考えている方は大勢います。


その人たちに向かって、あなたが「医者に行っても意味がない!」と叫んでも太刀打ちはできません。

怪しいあなたが、「周知の事実」と言うのは、小学生の「みんな知ってるよ!」「みんなやってるもん!」と同じ程度の重みしかもたないかもしれません。


だから、私は圧倒的に医師にはかかるべきだと思っています。
ホリスティックを実践している医師が近所にいなければ、通常の小児科で構いません。


もし、病院にかからずに1人でホメオパシーを選び、クレイ湿布をし、アロマテラピーを試しても子供が良くならなかったら、あなたは段々辛くなってきます。


家族の言葉に傷つき
良くならない症状を憎み
子供の辛そうな姿に胸を痛め
自分を責め続けます


そんな時に、仕事から帰ってきた夫があなたの憔悴した様子を見て「まだ治らないの?」と言ったとします。


夫にまで理解されずに、あなたは意固地になります。
こんなに頑張ってるのに
寝ないで看病しているのに


そしてまた、症状を憎み、自分を責めます。


夫は、感想を言っただけで、あなたを責めるつもりはなかった。
でも、あなたは既に意地になっているので気づけません。


婚家の両親にも、悪気はなかった。
彼らはただ、彼らが信じている概念に基づいて、子供の幸せを実現しようとしただけです。
怪しいと評価する権利が彼らにはあります。



夫の一番の心配は、あなたが一人で責任を負うあまり、自分を責めるばかりで自体が好転しないことでしょう。


知らない、ことは存在しないことである
by サルトル



あなたは、日本語の通じない外国人に日本の文化を伝えているのと同じことをしているのです。
知らないこと、違う文化圏にいることを前提として接しなければなりません。
外国人が理解を示さなかったからと言って、いちいち傷ついていたのでは始まりません。
意固地になっても納得はしてくれるわけでもありません。


ましてや、子供の命がかかっています。
医師の診断を仰ぐことで、危険度を知ることができます。
さらに、まわりが安心し、自分も安心することができるのならこれ以上の利益はありません。


もちろん、医師の処方する薬が「気に入らなかったり」「使いたくなかったり」することはあるでしょう。
それを使わないのなら、そこから先の責任は自分で追わなくてはなりません。
しかも、使ったところで、医師も責任を負うわけではありません。

それでも、診断を得る、数値で見ることができるのであれば、その恩恵は存分に利用すべきです。


そして、何より、子供にとって一番の害になるのは
お母様の意固地さ
お母様が自分を責めていることで発するムード


利用できる恩恵は最大限に利用しながら
知識や経験を経て自分が責任を取れる範囲を少しずつ広げていく

ホリスティックな子育ては、まずはここから始まると思います。




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