「16才になったとき、自分で靴の紐を結べるようになっていればラッキー」
「この子は字が読めるようにはならないでしょう」

専門家にそう診断されていた自閉症を持つジェイコブス君は、9歳で大学に入学し、IQ170、専門は数学と宇宙物理学という天才でした。


今年もっとも感動した本
ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい/KADOKAWA/角川書店
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これは専門家によって失われようとしていた才能をお母さんが発見し、取戻し、伸ばし、そして再び適切な専門家の元にゆだねるまでを綴ったノンフィクションです。



家庭や学校社会が「教育」によって何を失ってきたのか

そして、教育される子どもたちが、社会的に成長するために何を失っていくのか


つまり、人を育てる、人と関わる、ことの本質を深く深く考えさせられる本でした。

親や教育者でなくとも、一読の価値がある本です。



心を動かし、深くうなずいてしまう言葉の数々はまた後日お伝えしたいと思います。




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