夫源病の提唱者、大阪大学の石蔵准教授は
「あんた、夫源病って言うけど、妻源病はどうなんじゃ」
と、たびたびお叱りを受けるそうです。
夫源病とは、夫の行動や言動に対する不満が原因で妻に様々な症状が出てしまうこと。
めまい・頭痛・耳鳴り・のぼせ・肩こり・全身の痛み・動悸・息切れ・呼吸困難・不眠・倦怠感・便秘・下痢など、症状は更年期障害と同じ。
石蔵准教授によると夫源病が妻源病より深刻なのは経済的基盤が大きな問題になるから、だそうです。
専業主婦の妻は収入がないため「生活出来ない」「子供を育てることが出来ない」という理由から思い切った行動に出ることができず我慢することを選んでしまう。
専業主婦の仕事を時給換算するという研究もありますが、実際に現金に換算されない以上は机上の空論で終わってしまいます。
特に妻が
・女性は立場が弱いもの
・誰のおかげで生活できていると思っているんだ、と言われて育ってきた
・お金を得るには我慢が必要
というような前提を持っていると、夫源病があっさり成立しそうです。
結婚はこれから、という方も、私は仕事してるから！という方も、育休中を皮切りに予備軍からジワジワと発生する可能性が大
クリアリングさせていただいている中でも度々問題となる「経済的な足かせ」。離婚して実家の支援を受けているという方にとっても前提や思い込みによっては大きな障害となっています。
あなたの価値観を形成している背景。その前提は大丈夫？思い当たる方はお早めの対策を
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