※2014年11月7日記事の再掲です
大きな動きで言えば長い間続いた『資本主義、工業経済から知識経済へという流れに伴って組織の在り方や働き方、労務の管理、ライフスタイルにも変化が出ている』ので、先進国の国民はその影響を受けている、ということになるのだろうけれども、これだけでは今の変化の説明として不十分だと思う。
今年2014年は、多くの人にとっても組織や社会にとっても『破壊と再生』の年だとつくづく思う。
今夜の満月ヒーリングに申し込んでいただいた方からも「煮詰まってます」「自分のこと見ているのじゃないかと思う」というメッセージを面食らうほどたくさん頂いた。
なにか、ここに一つの答えがあるような気がする。
つまり、今「煮詰まっている人」「うつを患っている人」「引きこもっている人」たちは、おそらくもっとも敏感にこの変化の必要性を感じている人々なのではないかということ。
量的な変化は、突然質的な変化に変わる
訳で、社会や学校教育や、家庭環境のあり方が従来のやり方をそのまま踏襲しているために劇的に変化に遅れ、すでに機能しなくなっている。その齟齬を体感として感じ取ってしまっている人たちが上記のような人々なのではないのかな?という気がしたのだ。
急激に違和感を感じ始めた人々を、従来の機関が適切に扱うことができなかったせいで「スピリチュアル」が受け皿になってしまったことが一層事態をややこしくしたのかもしれない。
スピリチュアルにはガイドラインがないことが魅力ではあるのだけれど、結果的に成果も玉石混交になってしまったために、かえって実態も目指すところもわかりにくくなってしまった感がある。
ありのままというのは
聖人君子でないといけないのかとか
平穏な心の持ち主というのは
感情の起伏がない状態なのかとか
中庸というのは
意志主張のない状態なのかとか
方向性が見えにくくなってしまったし、科学で証明できないイコール何でもアリにみたいになっちゃったりね。
もとい。
だとすれば、現在はまさに夜明け前なわけで、あらゆる形で煮詰まっている人々にとってはより違和感のない環境を選択し創り上げることができるチャンスの時ということになる。
端的に言えば過去の延長線上には未来はないということ
我々は、現在いくつ(何歳)であっても自分のための未来を作り上げていく必要があるということなのだと思う。
生産性、効率性、報酬、評価、右肩上がり、成果主義、一部上場、一流企業、有名大学、社会的地位、権威主義、エリートetc.のようなキーワード群が威光を失うと思う。
効率第一主義では度外視されていた労力や時間、意義のようなものが正当に評価され始めれば、生産性の枠の中には納まりきれなかった人々も、もっともっと生きやすくなる。
効率に惑わされなければ、工夫もできるし諦めなければならないことも大幅に減るし、子供の頃に好きだったようなことも追求できるし、そうすればみんなが自信を取り戻せるし、自分のことも好きになることができるから、病気も戦争も減る。
20年ほど前から言われ始めていた多様化がやっと実現する素地が様々な要因(不景気など望ましくないものもあるにせよ)で整ってきたのだと思うと、本当にワクワクする。
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