親の意固地が子供を冒す①
その
その

3日間にもわたって書いてしまったのには理由があります。



私は
「まず、ママが人生を楽しむ」
ということが、家族を笑顔にするための、
ママでない方は、「まず、自分自身が人生を楽しむ」ことが大切な人を笑顔にするための、
必要最低条件だと思っています。



ママの笑顔が家族の幸せ
とはいうけれど、無理に笑顔だけ作っているママも少なくないんです。

家事や子育てや仕事や、実家の騒動に、夫の両親のご機嫌取り

ママはとっても忙しい
ホントは
ママだって眠りたい
ママだって楽しみたい

けれども、まだまだママが楽しんではいけない
一年に一回くらいなら仕方ないけど…

という雰囲気があるんですよね。
日本人の集合無意識なのかもわからないけれど

それに、どうしても子供が優先!ということになりがちです。
そして、親であるからには、良い親になりたいと誰もが思う。

でも、良い親って誰が決めたの?
あなたがイメージしている良い親って誰にとっての良い親?
世間?実家?婚家?学校?
誰から聞いたの?
そういう風にしていると誰が喜ぶの?

それを考えてみて欲しいと思うんです。

私自身も、子育てをしながら親として自分が育って行かなければと思うことしきりですが、子供に体験させてもらう喜びは自分一人だけの人生では得難く大きいし、思ってもいなかった世界も広がる。

子育てにはこうすれば良い、という正解がないだけに難儀でもあるけれど、「親が幸せなら子供も幸せ 」が大前提になっていれば必ずうまくいきます

子供は、全身で親を観ています。語る言葉だけではなく、親自身が気付かないでいる心の奥まで感じ取っています。

葛藤して我慢する親の背中を見て育てば、葛藤して我慢する大人になります。その背中は社会か自分のどちらかを、または両方を諦めて生きるしかないと、無言の内に教えてしまうからです。
まず親自身が自分に向き合えば、それが結果的に子供のそして大切な人の笑顔に繋がります。

だから、自分の問題に向き合うことを優先してほしいし、自分が楽しむことに罪悪感を持たないでほしいと思います。

  子育ては子供の世話をする事でも、子供のためだけにするものでもありません。子供に映る自分を見つめ、自分の中の子供を癒す作業でもあります。
そのプロセスを
「こんなに面白いこと他にはないかも」と、一人でも多くのママが思ってくれたら
それだけ、泣いたり悲しんだりする子供が減るんです。

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子どもにとっては親だけど
自分の親にとってはママだって(パパだって!)子供


ママ自身も親の影響から抜けられずに泣いたり悲しんだりする子供の一人です。

そんなママや大人をたくさん見てきました。


ママが抱えている葛藤がおばあちゃまから受け継がれたものだとしても、ママの代で断ち切ってしまえば、今からこの先はもう誰も悲しい思いをしなくても済むんです。


私は、「泣いたり悲しんだりする子供を無くしたい」
そう思って鍼灸・マッサージ師になりました。それなのに開業当初からずっと主な患者さんの層は20代後半から50代の女性。それでもいつか子供をメインにしていきたいと心の底では思ってきたので、途中子供を癒すためには親を癒す必要があるケースの多さに気付いた時には仕事をする意味自体を考え直さなければならないと思った事もありました。

可笑しいですよね。ママ世代の女性たちにメインで来て頂きながら、その頃はどうやったら癒す必要のある子供のママに施術を受けてもらえるか悩んでいたんです。


しばらく経ってやっと「親だって子供の1人なんだ」「子供に影響を与えている親の葛藤は、ママ(やパパ)自身がそのまた親から受けた影響によって抱えた葛藤なんだ」ということが自分の中ではっきりした時に、初めて自分の愚かさに気づきました。
 私はずっと目標通りの仕事をしていたんです。
直接的にはママの施術をすることで、間接的に子供の施術をしていたんだ。神様はずっと当初の目標通り「泣いたり悲しんだりする子供を無くす」仕事をさせてくれていたんだ。そう気付いたら愉快になってようやく肩の力が抜けました。


私の最終目標は、世界中から泣いたり悲しんだりする子供を無くす事です。対象は、子供と、今はもう大人だけれどかつては子供で今も子供としての立場では悲しんでいる全ての人。
この世から一つでも多くの悲しみを減らすことが夢です。


今年は、そのために今までとは別の角度からのアプローチもしていくつもりです。

長い長い「想いを語る」独り言にお付き合い頂いてどうもありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願い致します。



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