つわりは辛い
でもね、つわりは赤ちゃんからの最初のメッセージなのかもしれません



GW後半
みなさまご機嫌さまんさ?
ホリスティックケア・プアマナ
サマンサです


つわりによる駆け込みが相変わらず多いホリスティックケア・プアマナですが、今回の方は、食べられなくなってしまってとうとう脱水状態に

前日は病院で点滴を受けてきたそうです。


施術が終わった時には「お腹空いた。ラーメン食べたい」と言ってお帰りになりました。
翌日頂いたメールがこちら
おはようございます!
昨日はお世話になりました。

おかげさまで食欲も出て、牛丼食べたりパスタ食べたりと好きなのばかり食べていますが復活です!
朝起きた時の胃のムカムカはありますが、これもそのうち改善しますか?

悪阻で苦しむ妊婦さん、かなりいらっしゃるので是非ブログでご紹介して下さい!
私もプアマナさんのブログで行けば治る!と信じましたので。
宜しくお願い致します!」



食べられないのが辛い
これが一ヶ月以上も続くかと思うと不安
旦那様にごはんが作れないのが歯痒い
3人目もまた男の子だったら、ちょっと凹む
洗面台に髪の毛が溜まっていても動けない
みんなから口々に「安静に」と言われても、上の子の世話で休むことなんてできない。


赤ちゃんを待ち望む気持ちとは関係なく
行動の制限と生活の変化はやってきます


赤ちゃんから見れば、これから10ヶ月過ごすお腹です。産まれてからも一生付き合うお母さんですから、少しでも環境を整えたいと思うでしょう。

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子供はみんな、親を助けるために生まれてきます。
だから、つわりは赤ちゃんからの最初のメッセージなのかもしれないと思っています。



子供って、自分の努力だけではどうにもならない事があるということを明確に教えてくれる存在です。
今まではどんな困難も工夫や熱意で乗り切ってきた人でも、子供の事は自分の力ではどうすることもできない。
どんなに歯痒くても信じて見守る事しか出来ません。


頑張って乗り切る癖がついている方は
自分の体力の限界を超えても期待されている以上の役割を果たすことが当り前になっていて、

休む
頼む
人に任せる
出来ないと言う

と、罪悪感や無価値観を感じてしまうことがわかっているので、試してみることなしに自分で片付けてしまいがちです。


こういう人を従業員に持つと、経営者としては非常に助かりますが、こういう人をお母さんに持つと、子供は充分に能力を伸ばすことが難しくなったり、お母さんに無価値観を感じさせる自分に罪悪感を持ってしまうことになる可能性がありますよね。


出来ないと言うのが苦手ですぐに自分を責める癖のあった私が、母親としていつも心に留めて反復している詩があります。


あなたの子どもは(カーリル・ギブラン)

あなたの子どもはあなたの子どもではない。
子どもは「生命」の渇望からの子どもである。
子どもはあなたを通ってくる。
しかしあなたからではない。
子どもはあなたと共にある。
しかし子どもはあなたのものではない。

あなたは子どもに愛を与えることができる。
しかし考えを与えることはできない。
子どもは自分の考えを持っているのだから。
あなたは子どもの体を動かしてやれる。
しかし子どもの心は動かせない。

子どもは明日の家に生きている。
あなたはそれを訊ねることも、夢見ることもできない。
あなたは子どもを好くようになれるであろう。
けれども子どもがあなたを好くようにならせようとはしなさるな。
人生は後に退き昨日にとどまるものではないのだから。



つわりによる身体の変化で、お母さんは初めて赤ちゃんの存在を意識します。赤ちゃんとお母さんの双方にとっては、今後共存していく環境で折り合いをつけて生きていくという事を考える最初の機会になっているようです。

つわりは、どんなに歯痒くても見守る事しか出来ない状況を
自分の努力ではどうすることもできない状況を受け入れて折り合いをつけていく事を
教えてくれているのだと思うのです。



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