あなたは神であることを思い出して下さい


神は自分に似せて人間を作りました。
この言葉は、他の言葉と同様に
多くの誤解をよんでいます


人間は脳の10%しか使用していない
これも同様に誤解されています


神には肉体がありません
神は霊です
神が似せた、とされるものは度々絵に描かれるように白髪の賢人のような姿ではなく、人間の霊性なのです
そして似せたのではなく、同じものです



しかし、人間は神と同じその霊性を10%程度しか使用していません
その意味では、能力の10%程度しか使用できていないと言っても良いでしょう


人間は、言葉を用いて知識を増やしてきました。そしてその過程で、色々なものをその都度都合の良いように解釈してきました


時間
性別
生死
宇宙
神さえも


知識や技術がどれだけ進んでも
人間は宇宙の精妙さには及びません


太陽や月や星々が
寸分の狂いもなく軌道を巡っているのに比べて
人間のすることには常に誤差が生じます


人間の中には、神と同じ霊が宿っているにもかかわらず
自分たちでは決して生み出せないほどの
精妙な身体を持っているのにもかかわらず



何かを都合よく解釈するたびに
頭で考え判断するたびに
言葉で物事の性質を固定するたびに
人間は少しずつ本質から遠ざかっていき
神から遠ざかっていっています


肉体や不安や善悪や生死のある人間は
神ではないと思い込んでいます


けれども、どれだけ神から離れても
今現在は分離しているだけで
同じものを持っていることに違いはないのです

あなたは
個性の違いにばかり注目して
自分が神という大きな特殊な細胞から分かれた小さな小さな存在だと思っています
神がもし脳だとしたら、さしずめ自分は足の小指の細胞だと


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しかし細胞はどれだけ分かれてもその一つ一つに初めの細胞と同じ要素を兼ね備えています
つまり、至る所に神は完璧な形で宿っているのです


では
神がなぜ自分にはない肉体を人間に与えたのか?
人間は、なぜ肉体を持って神から分かれて地上にいるのか?


それに気づけば、人生において為すべきことが自ずと明らかになるはずです


あなたの人生は
体験し
感情を味わうためにあるのです


今、天と地上の通路が開かれているのは
あなたが神であることを思い出させるため
言い方を変えれば
能力の使い方に目覚めさせるためです


その時々の自分や権力や社会の趨勢の都合で
解釈をすること
不安で目を曇らせること
善悪に固執すること
肉体を通した体験と感情を軽んじること


それらのことが
あなたが自分自身を大切にすることから遠ざけ
その繰り返しが
あなたを本質からも神からも
神である自分自身からも遠ざけていることに
どうか気づいて下さい


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