地元の方は、うんうんとうなずいてくださるでしょうが
オ・プレチェネッラ、ビコローレ、ラ・テンダロッサ、フランコ、レーガなどなど
横浜にはおいしいイタリアンがたくさんあります
そんな今日この頃(どんな?)
私はすごいイタリアンを体験してしまいました。
元町の運河沿いリオス ボングスタイオです。
何を今さら、とお叱りを受けるくらいの繁盛店です。はい。
でも、私は、
愛を与えることで人を幸せにするということと
営業の神髄を教えてもらったことをお伝えしたいのです。はい。
おいしい
おいしいのは、わかっているのだけれど
人間って、理解を超えたものに遭遇した時
「なに?なにこれ?なんなの?何がどうなっているの?」
圧倒と感動で頭の中が?????になっちゃって、表現しようにも
「おいしいよね、すごくおいしいよね、これおいしいよね?」
という小学校一年生並みの単語しか出てこない
あんまりスゴイのでカメリエレの方に
「何か特別なダシでも使っているのでしょうか?」と聞いてみましたら
「野菜のブロードと、素材、あとは腕でしょうか?
僕も、うちの渡辺のパスタを初めて食べたとき、パスタってこんなにうまいんだって思いました」
娘たちにはかわい子ちゃんウサギ
しばらくしたら、シェフが出てきてくれたので
「なんだかわからないけれど、すごくおいしい」
と言ったら、ちょっと照れたような、でも嬉しそうな顔でうなずいた
最後にもう一回出てきて、外まで見送って、振り返ってもまだ見送ってくれている
繁盛店のシェフなのに、ここまでできるって尊敬しちゃう
だから、流行るんだろうな
見習わなくちゃな・・・・
と考えて、はっとした
そうじゃない
愛なんだ
このシェフは、カメリエレが「お客さんおいしいって言ってますよ」と言ったから出てきたのではなくて、食べたお客さんのことが『見たくて』きたのだ
これ、おいしいよね?
だから食べてみて
ね?おいしいよね?おいしいと嬉しいよね?
と、言いたくて仕事をしているんだと思った。
実際には言わないけど
愛を与えることで人を幸せにするってこういうことなんだ
そういう人が作るから
なんだかわからないくらいおいしいんだ
良いレストランはたくさんあるのだけれど
シェフが「賞をとってやろう」とか「ただいまですとブルゴーニュ産の・・・」とか
「お1人ワンドリンクずつ必ずお願いします」みたいな姿勢のお店と
ね?ね?おいしいよね?
よかったー。僕も好きなんだよね、これ。
というお店は決定的に違うんだ
営業や仕事で悩んでる人に食べてもらいたい
売ってるものに愛情があれば、これ、良いですよって、躊躇なく言える
好きなことを一生懸命やっていれば仕事になる
ってこういうことなんだよね。
Rio's Buongustaio
中区元町1-23-1
045-222-6101
050-5570-4937(予約専用)
12:00-15:00
17:30-23:00
日曜定休