ある日、娘の体操服と校内服を洗っていて
「なぜこんなに黒い?」と改めて思いました。


男の子並みに汚すのか?と考えたのだけれど、洗濯しても落ちない。それどころか、洗濯すればするほど黒くなる。因みにどちらも白い布でできています。


そっか!どっちも化繊だから静電気が汚れを吸着するんだ
それで、どんどん白かったものがグレーになっていく。


うっすら覚えている自分自身の体操服と校内服はこんな風に薄汚れた色じゃなかった。当時のものは綿だったからなんだ。
いつの間にか、学校指定の衣服は化繊だらけになってしまった。
ポリエステルは、入れする母親から見ればすぐに乾いてノーアイロンだから扱いやすい。

作る側からすれば、原価も安く済む。
全て大人の都合
でも、着る側の子供たちにとってはどうなの?
と思わずにはいられない。


学校指定の衣類がすべて化繊なのはどうすることもできないなら
せめて直接肌に触れる下着だけでも汗を吸って静電気も起きない素材にしたらどうだろう。



生活習慣病と言われる病気があるけれど
アレルギーを筆頭に、
疑問にも思わない
むしろ、便利になったと歓迎している生活習慣が身体には思わぬ影響を与えている物事が、想像以上に相互に絡み合って最終的に症状となって出ていると感
じています。


天然素材が万能ではないことは承知の上
メーカー側も天然繊維のもっと扱いにくさを解消できないか
もっともっとと、利便性を追求してきたのだと思う


私たち消費者は

利便性が一番なのか
多少不便でも手間をかけてリスクを回避するのか


選択するためにも知識は持っていたほうが良いと思う

例えば静電気
ご参考までに人体にはこんな影響が考えられます



以下
静電気の影響で身体は冷えやすくなる。化繊のヒート系下着は冷え性を促進するより

 

■1:血流が悪くなる

静電気が帯電すると、血管が収縮すると言われています。血液の中にもイオンが存在していますが、とくに赤血球の中のphが低下すると、ヘモグロビンが酸素を運びにくくなってしまうため、結果的に毛細血管が収縮し、冷え性のもとになります。

■2:疲れがとれなくなる

血流低下に伴い、筋血流量も低下すると筋肉疲労もしやすくなります。また、静電気が帯電すると血液内のカルシウムイオンが10%減少するという報告があります。

血液のカルシウムが少なくなると、それを補うために、歯や骨などのカルシウムを溶かして出してしまい、カルシウム不足になるのでイライラしたり、意欲がなくなり、肉体的には筋肉の持久力が不足し疲れやすくなります。カルシウム不足によって鉄の吸収も悪くなるので、貧血の恐れも出てきます。

■3:ストレス増加

静電気の刺激が自律神経に伝わると緊張状態となり、血糖値が上がります。その結果、血液中のビタミンC消費量が増えます。ストレスによるショックを和らげてくれる副腎皮質も、ホルモンを作るためにビタミンCが必要なので、足りなくなってくるとストレスの影響を受けやすくなります。

要するに、静電気を帯電させ発生させないことが重要になります。湿度が65%を超えると、静電気は発生しにくくなりますので、加湿をまめにしたり、化学繊維が擦りあうことがないよう化学繊維同士は避けるなどして、静電気対策、そして冷え性対策を試してみてはいかがでしょうか?