《2016年5月記事の再掲です》

誰もが自分で自分のセラピーをする事ができます


自分で自分の事がわからない時は
糸口が見えないだけで、本当は全て分かっているのです


分かっていても怖いから見ないだけ


セラピストは、安全な環境で
ご本人には見えない
大抵は見る事を拒否している深ーい深ーいところに触れる道筋をご一緒に辿ります



そして、勘違いがあればそれに気づいて頂き
必要であれば視点をずらしたり拡げたりした時の感覚を覚えて頂く


するとこんな風になります
というご感想を頂きました。


「義務をこなせばゴールできて許されると思っていたのに
そのゴールは逃げ水だった」など

誰もが囚われている罠を見事に言語化して下さいました



まだ見つかっていない答えも、ご自身の中ではすでに出ていますよね?



「あっという間に二カ月がたち、ご報告したいことがいくつかできましたのでこうしてメールいたしました。
この二カ月の流れにそってお話しさせてください。


●クリアリング当日
クリアリングでいただいた「私にふさわしい場所を用意しなさいよ」という言葉を夫に言ってみました。
「よくわからないけど、おれたち二人にとっていちばん幸せなようにしようってことだと思った」という反応。
正直なところ、う~ん伝わってんのかな、でも言うだけ言ったぞというかんじでした。


●クリアリング三週間後
風邪をひき、その後ひどい咳が長引くという事態に。最終的には咳のしすぎで左耳が少し聞こえづらくなりました(今は治ってます)。
苦しいのも苦しかったのですが、それ以上にこの咳と耳の不調が「なにも言いたくない、なにも聞きたくない」という訴えな気がしてならず、自分の本音でコミュニケーションを取らなかったツケだなと思いました。
ちょうどそのときプアマナさんのブログで「体調の悪化は心のサイン」というような趣旨の記事を読んで半笑い。


●クリアリング一か月後
夫の友人に会うのが憂鬱すぎて、その件を正直にぶっちゃけるという事件発生。
お互い完全な理解には至らなかったものの、友人関係についてだいぶん考え方がずれていることを認識しました。
そのときに私が言った台詞がふるってました。
「どうしても会ってほしいっていうなら、どういう人なのか会いたくなるようにプレゼンして。私は面白そうなこと以外に時間使いたくない」
我ながらなんというワガママ姫発言。


●クリアリング一か月半後
睡眠バランスがくずれ、寝つけないときに六芒星のイメージが浮かびました。正確には、ふたつの三角形が揺らめきながら六芒星になろうとしているかんじです。
それをぼうっと追っていると、ふと『私はあなたが億万長者になりたいって言ったら応援するよ』という言葉が浮かび、夫にすごく言いたくなったので、翌日実際に言ってみました。
世間的にわかりやすい将来像からマシなのを選ぶんじゃなくて、もっとゼロベースで考えよう(家は一軒家かマンションか、だけじゃなくてキャンピングカーで世界をまわるとかもあるよね、みたいな)という話をしたら、同意してもらえました。
話してみたら、夫は私のいちばん近くにいる最強の味方だということを思い出しました。なんとなく潜在的には敵だと思いこんでいたのです。


●一週間前
以前からうすうす気づいていたのですが、子供を持つこと、さらには母親になることについて凄まじい嫌悪感があるのを掘り下げて考えてみました。
思考を転換して、「どういう条件であれば子供を持ってもいいと思える?」と自分に訊いてみると、「通り魔に強姦されてできた子供なら、とりあえず産んで育てる」というあまりにもぶっとんだ答え。
驚いてもう少し解きほぐしてみると、「まともに育たなくてもしょうがないという気がするから気楽。肩の力抜けるから結果的に上手くいきそう」とのこと。
マジかよと思いましたが、何度聞いてもこれが本音。
ここにたどり着いた瞬間、子育てに感じていた嫌悪感も一気に飛んで消えたので認めざるを得ませんでした。
いまは産んでも産まなくてもいいかな、そのうちすごく子ども欲しくなったらそうしようと思ってます。


●今日
考え方の癖というか、私の世界観についてふたつ発見がありました。
一つ目「がんばって何かを成し遂げれば許されるときが来る」。
許されるというのは、もう頑張らなくてもいい、好きに生きていいというような、天国のようなイメージ。
成し遂げるべき何かは、それこそ就職とか結婚とか『良い』もの。
このイメージは高校生くらいまでガッチガチに無意識に根付いていたのですが、大学受験での挫折をきっかけにゆっくり揺らいできています。
ただ、言語化できたのは今日がはじめてで、これまでは「こんな義務をこなすばかりなら人生は長すぎる」とかそんな風に感じていました。
同時に、この幻想にぴったりな曲に以前から出会っていたことも思い出しました。
"They Just Keep Moving The Line" https://youtu.be/nNHu16u65pQ?list=RDnNHu16u65pQ
『いままで必死にゴールへ向けて走ってきたけれど、たどり着くその瞬間にいつもゴールテープが動かされてしまうの』
という内容の歌です。
いまならわかります。そのゴールテープは逃げ水だ。

二つ目は、「借金を負っているような気がする」。
金銭的な借金という意味ではなく、人生上しなければならないことをしていないような、遅れをとっているような、挽回しなければならないという気分です。
これずーーーーーーーーーーっとありました。存在自体は今日気づきました。
学生のころまでは友だちが少ないことや運動が下手なこと、いまは学歴に見合った収入がないこと。これを『返済』しないといけない気がしています。
もちろん本当はそんな借金なんてなくて、私は現状をスタートとして好きにしていいはずなのですが、気づいてもまだつきまとってます。怖い。
発見できたのだからどうにかなると頭では思うものの、解消の糸口がまるで見えずどうしよう、という気分です。



以上、この二カ月のいろいろでした。


私が生き生きと人生を送るうえで、夫はたぶん第一級のキーパーソンだという感覚を得ています。
そのことに気づかせていただきまして、本当にありがとうございました。」


気づいても怖い

あとは、初めは信じられなくても

ゼロベースで現状をスタートとして好きに生きても

いいのかな?いいかも?良かったんだー!という経過をたどっていくだけ


どんな権威のある他人に認めてもらっても
自分で「いいよ」と認めるまでは
永遠にOKだとは思えないから


たくさん損して回り道しても
そうやって自分で納得していきたいし
私自身は最近では
むしろ損していこうと考えています


そうしないと私はどーせ納得しないですからね


…と思わず自戒に走ってしまうほど
壮絶で秀逸なご感想

本当にどうもありがとうございました



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今いる場所で、全く違う風景を見よう!

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