春は肝の季節
春には花が開くように
我慢の花も咲きやすい季節


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なぜ我慢の花が?を
ざっとご説明致しますと



春になると自然が枝葉を広げて成長を始めるように
気持ちが浮き立ったり新陳代謝が活発になったりと身体も活動を始めますが
ここにストレスがかかると身体は思うようにのびのびとできなくなります


冬の間は活動を抑えていた身体と心が
春の陽気に合わせて活発に動き始めるので
抑えきれなくなって症状として出てきます



東洋医学的にいうと
これが五月病の状態です


肝は血や気を巡らせる役割を担っています
それを止めてしまうのがストレスなのですね


ストレスとは簡単にいうと我慢
けれども我慢=ストレスではないのです




我慢が
筋肉に影響するとシビレやマヒ
血流に影響すると月経障害や冷え、婦人科疾患
気を滞らせると不眠やうつ
消化器に影響すると食欲不振や過食、消化不良、便秘、下痢、あるいは過敏性大腸炎など

様々な症状を引き起こします



これらが我慢の花ですね


せっかく我慢するなら、その我慢が実を結んでくれたら良いのですが、
花は咲いても実を結ばない場合と
我慢の甲斐あって実を結ぶ場合があります



その違いは
我慢に意味が見出せているかどうか



武道の修行も我慢ですが
素振り100回も寒稽古も正座も
「力をつけるため」だと納得できれば
疲労はしてもストレスにはならない


魚屋さんもお花屋さんも
寒い日にもお水を使い、冷蔵庫に入り
環境的には最悪だけれど
全員が自律神経失調症になるわけではない


辛い
楽でもない
もちろん疲れる


しかし
何のために辛い思いをしているのか「成長」「目的達成」の自覚がある我慢は心身にとってストレスにはならないのです


この場合は我慢というより
忍耐や辛抱と言うべきかもしれませんね


スポーツ選手もそうだけれど
第三者の視点では「スゴイ努力」に見えても
ご本人は努力とも忍耐とも辛抱だとも思っていない事もありますよね


逆に
ただその場をやり過ごすため、怒られないため、どうせ無理、私はダメだから等「自己否定」「自己卑下」「自己嫌悪」を益々強化するための我慢はストレスを生み、決して実を結ぶ事はありません



ストレスを感じている方
すでに身体の不調の兆候が出ている方


その我慢は何のため?
一度チェックしてみてください



辛いと思っていたこと、頑張ってしている事は
実は我慢じゃなかった!と気づけちゃうかもしれませんよー




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