眠れないのは辛いです
最近はもっぱらワンツー、グー
で眠れる私ですが、以前はベッドに入ってもいつまでも眠ることができずいつも疲れていました
その後、鍼灸を学んで眠れなかった原因がわかりました
私は常に気が散っていたのでした
今、不眠のご相談は鍼灸でもクリアリングでもアチューンメントでもお受けしています
眠れないから不眠なのですが
なぜ眠れないほど気を散らしているのか、の部分を改善しなければ繰り返してしまいます
食べるから太る
でもなぜ食べずにいられないのか？
そこを認識しない限りリバウンドしますよね
心理的、生理的に足りないと感じているものを
自覚して安心することができれば、食べずにいられない、眠れないという事がなくなります
鍼灸では身体から整え
クリアリングでは心理的、生理的な動きを自覚して頂き
アチューンメントでは安心の感覚がダイレクトに心身に浸透するように働きかけます
今日は、その基礎となるセルフケアをお伝えいたします
まずは、不眠とは何かを簡単に
寝つきが悪い
目覚めが悪い
何度も起きる
早くに目が覚めてしまう
日中眠い
等
不眠の症状や原因は様々
東洋医学では不眠を
主に心、肝、脾の３つと腎の症状と捉えて施術していきます
一言で言うと
心配で眠れない(心)
イライラ、落ち込みで眠れない(肝)
考えすぎで眠れない(脾)
と言う感じです
そしてもう１つが
疲れすぎて眠れない
加齢で眠れないが腎の範疇ですが、こちらは今回除外します
心、肝、脾の不眠をざっくり捉えると
気が散っていて眠れないということになります
寝る事に集中できずに
気持ちがどっかへ行ってしまっています
何かが気になっているのですね
気を散らしていると眠ることができません
安心していない状態ですから、刺客に追われている武士のようなものです
寝ても大丈夫だという安心感がない
別の言い方をすると信用していないのです
何を信用していないかというと
世界です
自分も他人も含めた世界
何か起こるのではないか
何か(自分か他人が)やらかす(した)のではないか
と安心できない
今、干し忘れた洗濯物の事を考えても仕方がないのに「あー干し忘れちゃった。臭くなっちゃうんではないか」
心配しなくても大丈夫、臭くなってますから
会社でのミスを思い出して、明日気まずいな
お局に言われた嫌味を思い出して、イライラ
先日書いたこの方は宇宙の端っこがどうなっているのか心配していました
今、この瞬間にどうなるものでもないことに気を散らして眠れないのです
こうして心、肝、脾が消耗するのです
言葉で説明すると気が散ると表現になりますが、鍼灸などでいういわゆる「気」は、消耗しているか溜め込んでいるかのどちらかの状態になっているのです
面白いのは気持ちが安定している状態を東洋医学では安神(あんじん)と言います。
神経が落ち着いていると言う意味です
つまり、安心するためには神経を落ち着かせれば良いのです。
それには２つの方法があります
1、自分はどうするのか？を考える
洗濯物は今も静かに臭くなり続けている
それに対して自分はどうするのか？
悪態をつきながら起き上がって干す
今は寝る
明日洗い直す
匂い検査をしてから決める
ミスして気まずい
それに対して自分はどうするのか？
お局が嫌味
それに対して自分はどうするのか？
臭くなるだろうな、気まずいな、明日残業かな？嫌だな、また何か言われるかな？なんであんな事言うのかな？
とグルグルするのではなく
それに対して自分はどうするのか？
心と行動を決めれば安心できるので眠れます
宇宙の端っこがどうなっているか気になるなら、お教えします。
端っこはありません。
永遠に広がっているか、ブラックホールなので、永遠に漂うか、吸い込まれるかどちらかに決めてください。
2、気を散らすのではなく、気を発散する
そもそもなぜ気が散るのかと言うと気にするからです
気になるものがある
気になるのに、気にするな
というのは全然解決になりません
ですから、気を発散します
叫ぶ
紙に書いて燃やす
紙に書いて罵りながら踏む
動物に触れる
身体を動かす
趣味に没頭する
歌う
話す
お気に入りのDVDを見る
笑う
コーピング、リラックス、気をそらす
何かをして短時間でも良いので気分を良くします
楽しいお酒ならOKですが、飲んで忘れるような飲み方ならお酒はNGです
気分が良くなれば安心(安神)できます
自分が確実に気分良くなれる
コーピング、リラックス、気をそらす方法は
いくつか持っていると便利です
あなたをもっとも煩わせ心身のエネルギーの大半を消費してしまう心のおしゃべりを静める
・skype・電話・対面セッション
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