ハイスペック彼氏とは
超能力犯罪を扱った映画「スペック」のような


「複数の特殊能力を持つ男性」の事だと思っていました



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昭和で言う「3高」みたいなものだったのですね
因みに3高とは、高収入、高学歴、高身長でした



ところで、シンママという言葉も
よく聞くようになりました


不思議なもので
同じ事を現す言葉でも

ひとり親
シングルマザー
シンママ

それぞれから受け取るイメージには違いがあります


個人的にはひとり親よりシンママのほうが
軽やかな感じを受けます


世間からの評価も「片親」と言われていた頃から比べれば随分変わりました



とはいえ、いくら言葉が軽やかになっても
当事者が折に触れて感じる責任や罪悪感まで軽くなるわけではありません


恋愛、経済、役割の性差など
どれも軽々乗り越えられる人と
悩んでしまう人

悩んだり、難しく感じられる時期もあります



私自身も、離婚当初はかなり気負っていました

平たくいえば罪悪感を感じていたのです


母親と父親では役割が違いますから
両方からの影響を受けて育つ場合と
どちらか一方だけからの場合とでは
違いがあって当然です


父親の分まで自分がやらなくちゃ
という思いがありました


当時はまだ子供たちも小さかったので
具体的には父親がするようなダイナミックな遊びを努力して取り入れてみたりもしたわけです


今思えばアホだという事がよくわかるのですが
当時は罪悪感も今よりずっと強かったので
当時は結構真剣に子供を持ち上げたり振り回したりして、疲れ切ったりもしていました


当時の自分に心からアホな事はヤメろと言ってやりたいです


根本的に痛い勘違いに気付けないところが罪悪感の恐ろしさなのですが


母親が子供を持ち上げたりしてみても
母親が子供を持ち上げたに過ぎない

父親が持ち上げた事にはならないんですよ


母親が努力して100回ダイナミックな遊びをした所で

子供に
父親にダイナミックな遊びをしてもらったなー
という記憶が残るわけがない



父親とのダイナミックな遊びが

父親(男性)との接触体験(スキンシップ、コミュニケーションなど)
心身の発達

だとしたら


私が提供できるのは
母親との接触体験と心身の発達だけ

父親と接触しない事で
男性の特徴的な行動や思考に触れる機会が失われるのを避けたいなら


私が全身筋肉痛になるよりも
男性に頼んで遊ばせてもらったほうがずっと効果がある


それに気付けたら
急に気が楽になりました


幸い
保育園には体操の先生もいらしたし
小学校にも、見る度に両手に1人ずつ生徒をぶら下げたり、抱えたりしているありがたい先生がいて下さったし
私の大学の同級生(男性)や、友人(女性)の配偶者もよく構ってくれましたし
クラブメッドのG.Oに至るまでカウントしたら


ひょっとすると昭和の仕事人間のお父さんの元で育つよりもたくさん遊んでもらっているかもしれないです


もちろん
どれだけ遊んでもらっても
父親との日常的な接触体験が無い事実は変わりません


現状でどうしようもない事だけれど
私がどうしようもない、と踏ん切りをつけたり、代替案として色々考えたり悩んだりする事と
娘たちが実際に感じている事は当然違うので


実はそこがかなり気になっていました


気になったまま、ずっと過ごしてきて
一年くらい前かな
いざ言葉にすると結構オドオドしながら

「特に言った事も、聞いた事もないけど
父親がいない事で、友達が『パパがこう言った』なんて話しを聞いたりすると、やっぱり色々と思うところもあるんじゃないの?」
と聞いてみると


「全然気にならないんだけど」


「へ?父の日とかさ、父の愛が〜とかさ
なんかそういうの聞くと、複雑な感じがするとかさ?」
「ホントに全然気にならないんだよねー♪」



リアリー???
悩んでたの私だけ???



罪悪感があったために
娘と私は別の感じ方をする別の人間なのに
自分だったら複雑かも、という
自分フィルターで「娘も複数に違いない」と思い込んでいた根本的な勘違いに気付けず

またしても長年悩んでいたアホなのでした




父親の分まで頑張らなくちゃ、とか
父親が居ないせいで寂しい思いはさせまい、とか


そんな気持ちがほぼなくなった今でも


さんまさんが「(娘の)結婚式には出えへん。はじめて暴力事件で逮捕されるかも」というのを聞くと


「自分は父親にとってこんな存在だ」
という気持ちを味わいながら成長する機会を娘たちから奪ったな


と思う


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無用な罪悪感かもしれないけれども
奪ったのは事実


罪悪感を持つと自分も娘も苦しめることになる事もわかっているし
母親が幸せでいる事が家族全体の幸せになる事もわかってる


でも
娘たちがそんな気持ちを味わうことに
ちっとも興味がなかったとしても

味わった上で「要らない」という判断を自分で下すのと
体験する機会自体を奪うのとは違う


味合わせたかったと思うし
体験は1つでも多く提供したい
自分の勝手な好みを押し付けているのは承知だけれど


今は
味合わせたかったなー
奪ってごめん
という自分勝手な気持ちを
当分は自分のために抱きしめていこうと思っています







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