会社の場合は不出勤と言うのかな
本当に増えていると感じます
家から出られない
という状態を経て
そこから引きこもってしまう方も多い
本人も家族も
焦り、怒り、もどかしさ、恥ずかしさ、無力感…
様々な思いを感じています
でもご本人には
決して登校(出勤)自分を責めないで欲しい、と思います
ご家族の方にも理解していただきたいのは
不登校は怠けではなくて
「電池切れ」とよく言われるように
身体が強制終了をかけているのです
朝起きることができずに登校(出勤)出来ないのは、起立性調節障害などの病気の可能性もあります。これは夜更かしや、ネットの見過ぎをやめれば改善するわけではない、治療が必要な状態なのです。
電池切れの理由を探ろうとして
「何が嫌なの？」
「何が原因なの？」
と聞いても答えてくれず、ご家族は方策の立てようがないとイライラを募らせてしまうことがあります。
しかし、理由を言えないのは
拗ねや反抗ではなく
本人にも理由がわからないからなのです。
理由がわからないけれど、突然家から出ることができなくなる。
登校するという普通のことができない。
夜は明日は行ける！と思う、けれども朝玄関から出ることができない。
そんな状態に置かれた時の苦しさを想像してみて下さい。
状況は様々ですが
電池切れの原因は「出来ないことを極限まで頑張ってしようとした事」です。
気持ちの上で、本人がどれだけ努力しようとしても、身体が「これ以上は健康と命に関わる」と判断して強制終了をかけているのです。
普通に学校に行かれない事に
本人も
家族も焦り、苦しんでしまうけれど
数年学校に行かれなくても
将来の道が閉ざされるようなことはありません
ご本人にはご自分を責めない事
ご家族には、かつて頑張ったご自身の経験や
周囲と比べないこと
そして、何より
学業の遅れや、世間体、親戚の目よりも
子どもの健康が1番大切である事
その認識がベースにあると
まずは電池切れを癒すことに専念でき
結果的に改善も早まります
