大事に思った人はいつか自分を捨てるのではないか？という
「見捨てられ不安」
これ持ってると正直人生全般キッツイです
キッツイ割には刷り込みは簡単で
弟妹が産まれて母の関心と労力が奪われた
ことが強烈なトラウマになっていたりする
実際に見捨てられた経験をしたようなケースも、もちろんあります
そのことを自覚して以降も
時間をかけてやっと信頼した恋人に裏切られた
仕事で自分にだけ責任を押し付けられた
等の出来事が起こる度に
どんどん信念を強化して行ってしまいます
そうなると
人間関係全般
特に恋愛では、
関係性が深まるほど不安が募るという悪循環に
「見捨てられ不安」だけでなく
不安を感じる状況全般に言えることなのだけれど
不安じゃない！
と根性で乗り越えようとするのが1番良くない
不安じゃない、傷ついていない
と自分に言い聞かせていると
モラハラ、マウンティング大魔王のような
平気で人を傷つける人の餌食になってしまうから
不安じゃないと信じ込もうとするのと同様に
「あの時母は、幼い兄弟姉妹の世話で手が回らなかったのだから仕方ない」
「父の暴力に耐えかねていたのだから仕方ない」
というように
まず相手を許そう
とするのも、完全に順番が間違っています
最初に許すべきは
「自分が不安に感じてしまう、という事実」
自分も当時は幼かったのだから
不安に思って当然
怖い思いをしたのだから不安に感じて当然
強がって不安でないふりをして
相手の心情と事情を汲んで
不安だと思うこと自体を否定する限り
自分自身を否定することをやめられない
だから、まずすべきことは
同性の友達でもセラピストでもいいから
「不安で当然！」と認めてくれる人に出会うことです
自分自身で不安で当然！と自覚することも大切だけれど
見捨てられ不安と長く同居していると
大丈夫だと思っても、
類似の刺激で繰り返し蘇るからね
他人の口から言ってもらうことの効果は大きい
ここを
承認欲求を満たしているだけだ
なんて小賢しい大人の分別で無視しない事です
許す
というのは、大丈夫だと確認できる事ではなくて
類似の刺激にさらされた時に
「あー、そういえばなんとも思わないわー」
ドキドキもしないし罪悪感もないやー
という状態になった時ですからね
大丈夫だと理解することができてからも
平気だわー(絶対に大丈夫)になるまでは
少なからずドキドキします
繰り返し大丈夫体験をする以外に無くなりません
しかも相手が親だと特に
罪悪感は0にはならないかも
だから、ならなくても大丈夫ですよー
許すのなら
相手ではなく
まずは「そう感じる自分」を許しましょうねー
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