に頂いたコメント


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おっしゃる通り
元記事に挙げた父娘関係において
「あなたが何をしたいのか私にはわからないけれどあなたが選択したのなら認めます」
というのは大きな愛情ですよねー



男性の愛情って正にこういう感じだと思うのです



一方で女性は
「あなたが何をしたいのか」の部分を理解してもらうことがものすごーく大切に思える



その齟齬を見事に著した小説



江國香織「赤い長靴」
文庫版には
二人なのにひとりぼっち、というコピーの帯がついています



主人公の日和子は結婚12年目
子どもはなく、夫と二人暮しです



夫は日和子のことを
「おとなしいけれどよく笑う女」だと思っています


日和子は
外出から帰った自分にかけられる
「遅かったね、メシ、何?」という言葉が
夫流の「おかえり」だということを知ってしまっている。
そして夫に「おかえり」といって欲しいと強制や懇願する事は無意味だと感じているので言葉にしません。



日和子は既に
感情を表現すること
本当のことを言うこと
を諦めていて



笑うことと泣くことは似ている
と思いながら、夫が質問してもテレビから目を離さずに、予想通り「うん」としか答えないのを聞いて、くすくすと笑い続けるのです



つまり日和子は
夫が考えているような、よく笑う女なのではなく
ずっと泣いている女なのです



日和子がテニスを習いたいといった時
夫は「何のために?」と聞きます
日和子は「会費も手頃だし」「運動はしたほうが良いし」「家事に差し支えないし」などというもっともらしい言い訳はしたくないと考え

「習ってみたい」とだけいうと、夫は反対しません。



「何をしたいのかはわからないけれど
あなたが選択したことは認めます」
正に夫の、そしておそらくは多くの男性の考える愛情で


けれども、女性は
どうしても淋しいと思う気持ちを止められない




日和子は
「遅かったね、メシ、何?」
を「おかえり」に変換して諦めるのではなく


それじゃあ、さみしい
と言ってみたら良いだろうし


それでも理解されなかったら
離婚してもいい


もしくは
これがこの人の愛情の掛け方なのだ
と心底納得できる人であったならば


初めから悩まないのですけれどね








人生って
死ぬまで生きることじゃなく
2通りしかない
「好きなように生きるか」
「嫌なことをし続けるか」
と、誰かが言っていました



好きなように生きるって
全てを思い通りにする、ことではなく


快適に過ごせるように環境を整える
ことだし
そうすれば、嫌なことは確実に減っていく
と私は思っています



さみしい、と言っても無駄だと我慢するのは
言っても相手は変わらない
言って理解されないと確認したら絶望する
絶望しても離婚したら本当に孤独になってしまう



だから、すでにとっくに絶望しているにも関わらず我慢し続ける、わけで



つまり
嫌なことをし続けているのです



離婚を勧めているわけではありません


二人でいてもひとりぼっち
離婚したら本当にひとりぼっち



どちらも誤解だし
誤解は解けるから
どちらを選んでも良いし
結婚したままでも離婚しても快適に過ごすことはできる


選択肢がないと思い込んでいるだけで
環境はもっとずっと快適にできると知って欲しいし、その上で
あとは人生の優先順位で
個々の最適を選択できる


それを伝えたくて
クリアリングをしてきたし
これからも続けていきたいと思っているのです
 
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