子供の頃は、自分で言っちゃうけど良い子だった


迷信も真面目に信じて
大人の言うことは間に受けて
信心深いおばーちゃんみたいだった



当時は迷信は嘘だって教えてくれるお坊さんもいなかったし



大人の言うこと
特に親の言うことは全部正しい
と思いがちだけれど



結構、親が自分の好み(偏見)を
もっとみらしく押し付けているだけだったりするのよねー


しかし
昔の人の教えや伝承の中には真実が紛れ込んでいることもある


親にもらった身体に傷をつけちゃいけない
を真に受けて、私はピアスを開けなかった。
のちに、ピアスホールのように意図的に身体を傷つけると

・気の流れを分断する
・ツボの位置であれば、ツボを1つ失う
ということを知った。
伝承にビビって穴を開けられなかった私は
ある意味正解だったのだ





でもね人間って
正しい事を行えば
幸せになれるわけじゃない


親にもらった身体に傷をつけちゃいけない
というのは


親を敬い感謝せよ
傷をつけたら罪悪感を持て
と解釈すると恩着せがましい感じがするけれど


自分の心と身体は何よりも大切なのだよ
とも受け取れるのだ



私は
ツボを失うという事を知った後でピアスを開けた



鍼灸師としてはどーかと思う行為だ



でも
私はツボを失わずに清く正しく生きるより
ツボを失っても綺麗なピアスをつけられるほうを選んだ



そのほうが楽しいから
自分が喜ぶから



我慢して先人や親を恨みながら生きるより
不摂生でも好きなように生きたほうが
お互いハッピーだもんね



眉間にしわを寄せて血眼で健康を追求するより
自己責任で間違ったことを選んで
仮に寿命を縮めても
それはそれでいい、と私は思うし


皮肉なことかもしれないけれど
結果的には病気になりにくいことのほうが多いのだよね