私は、朝起きて
なぜ、まだ生きているのだろう
死にたい
という不可解な思いに悩まされていた時期がありました
上の記事を書いたせいか
「私も！」という方からのご相談をちょくちょく頂きます
自殺願望がある
なんていうわけじゃないのです
昼間は至って普通に過ごし
楽しい事もある
特に悲しい出来事があったわけでもない
なのに
朝目が覚めると
「まだ生きてる」と思ってしまう
上の記事はあくまで私のケースで
起き抜けに「死にたい」「死ね」等と考えてしまうのは何故なのか？
個々のケースで違うので
実際に探っていくには個別にクリアリングでお話しさせて頂くのが一番なのですが
大まかには
自分らしく生きられていない時に
そんな現象が起きるようです
居場所がない、と感じていたり
特徴的な自分の一部が埋もれてしまっていたり
欠点に限らず性格もね
物怖じしない、とか
整理が苦手、とか
女の子なんだから
恥じらいがないと…
整理ができないなんてみっともない
って、隠すように躾けられたり
矯正するように促されて育ってきていたら
きっとその欠点(と見なされた部分)と
対になっている良い部分も出せずにいるので
欠けた
残りの70パーセントくらいの実力で生きる事を余儀なくされているのです
そんな状態では
結局「自分らしく」は生きられていないので
「なーんかつまらない」
「惰性でしか生きられない」
「人生って消化試合みたい」
と感じてしまって
「死にたい(かも)」
「消えたい(かも)」
と考えてしまうんですよね
そんな方は大抵
切り捨て過ぎ、か
抱え込みすぎ、か
その両方なのだけれど
切るところと
抱えるところの判断がズレてる
ので
そこを上手く扱えるようになると
人生のバランスがぐっと良くなります
でもね
私自身がそうだったから
ものすごく良くわかるのだけれど
自分のバランスの崩れって
セルフで気付くのがとても難しい
わからないから、バランスが崩れたまま過ごしているわけで
しかも
誰もが
変なところで
(自分では変だと思ってないのだけれど)
妙に頑固だったりして
そこ執着しなくて良いよね？
それに事実でもないよね？
というようなところで引っかかってしまって抜け出せない
例えばね
DELEというドラマで飛び降りようとしていた女子高生が菅田将暉に助けられて
「ブスでごめんなさいブスでごめんなさいブスでごめんなさい」って繰り返すの
その子は、人気の男子に気に入られた、とかで
「ブスのくせに勘違いすんな」
「ブスのくせに夢見るな」
「飛べよー」
みたいな、根拠レスの口撃を受け続けてたのね
で、
私は生きていても仕方がない
何故ならブスだから
という極端な結論しか考えられなくなっちゃった
こうやって読んでいると
そんなアホな、と思えるのだけれど
意外にこういうアホな公式が刷り込まれていても
自分では気付きにくいのよね
多かれ少なかれ誰もが
大人は、女性は、夫は、社会人は、結婚したら、
こうであるべきという価値観が割と独特なのに気付かず
それが自分自身を不自由にしている事が
多々ある
何故
起き抜けに死にたい、なんて思うのか？
紐解いていくと、出てくるものは
人によって千差万別なのだけれど
「今日から海外旅行！」
という朝にはそんなこと思わないだろうし
結局、起きても
楽しみすぎることがない
じゃあ
楽しみを作ろう！
という単純な話ではなくて
楽しみに向かうような
気力が湧かないのは何故なのか？
バランスが崩れているとしたら
何が多すぎて(やりたくないことやり過ぎて)
何(やりたい事)が足りないのか？
そもそも
やりたい事は何なのか？
それを突き止めて
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