感謝のエネルギーってすごい
でも
子どもの時
バスの中で知らない人に
タッパーみたいな容れ物から
正体のわからないものを食べなさい、と言われ
勇気を出して断ったものの
子どもは遠慮するな、と握らされ
学校にも親にも怒られるだろうな
しかし脱げることもできぬな、と
戸惑って固まっていたら
「ありがとうは？」
と言われて
禁じられている行為をした挙句に
礼儀まで失した自分が
恥ずかしくて
ずっと俯いていた
今思えば
ツッコミどころ満載なのだけれどもね
困惑するような好意や
もっとはっきり迷惑だったり
嫌だと思っていることに対して
どんな経験も
何かの学びなのだから
感謝しなさい、って言うじゃない？
嫌いな人は大切なことを教えてくれる人
とかさ
間違ってはいないけど
感謝の強要って
まじ辛いよね
でも
素直な人
思いやりのある人ほど
私が至らないから…
なんて自分を責めながら
一生懸命
ありがとうありがとうありがとうありがとうありがとうありがとうありがとう
って、百万回？
唱えちゃったりする
唱えれば唱えるほど
素直に感謝できない自分が
益々ダメに思えてくる
それで
病気になっちゃったりする
自己肯定感を上げるために
『まず感謝』も逆効果になる場合があるから
気をつけようねー
感謝のエネルギーは
強烈にパワフルなのだけれど
期待するような
エネルギーが発生しない感謝もある
じゃあ
その日の内に幸運が舞い込んじゃうような感謝って、どんなの？というと
ご想像の通り
包みから
欲しかったプレゼントをもらって
ぱあああっと顔色が冴えちゃうような
いつもは気付かなかった
トイレのパイプの後ろを掃除してたら
急に
「このおかげでスッキリ暮らせているんだ」
という気持ちが込み上げてきちゃった感謝
これは効く
気付いたからには
度々「ありがとうねー」と言って
裏側のパイプを磨くのは効果大
トイレ掃除しとけば
お金入ってくんのよね
これは効果小又は無し
感謝に関しては
感謝しろよ？
感謝したんだから見返り頼むね？
みたいな
強要や期待をくっつけちゃうと
感謝どころか呪いになっちゃうから
要注意デス
