「男性といるときは、割り箸も割らない」
と以前に書いた事を、今でもクライアントの方々からよくよく指摘される





しかし
私も生まれついての
「重〜い、持てなーい!」ギャルだったわけではなく、しかも未だに『頼る』『受け取る』に関して絶賛リハビリ中



割り箸を割らないのもリハビリの一環なのだ




私は女子校育ちで
重たいものを運ぶのも
高いところのものを取るのも
爽やかに微笑みながら
「持つよ」「取るよ」
と言ってくれる王子は2次元にしか存在しないと諦め、何でも自分でする癖がついていた




教室に虫が迷い込んでくると
大半の生徒がきゃー!と叫んで教室の隅に固まる。私だって嫌だけれど「やれやれ」と思いながら、箒で叩いてチリトリで取ったし
カエルの解剖でも大半が「きゃー」
班の誰かがやらないと居残りになるので
「やれやれ」と思いながら
機械的に解剖した。



だから
大学で共学になり
本当に女子が
「重ーい」「取れなーい」
と言うのにも驚いたが
そう言うだけで、男子がワラワラと動くのを見て
少女漫画か!とマジで驚愕した



が、
内心では
「アホか」と思っていた



重たかったら二回に分ければいいし
高くて取れないなら脚立を持って来ればいいじゃんね?



しかし
「モナちゃん酔っ払っちゃったー!」
「モナちゃんできなーい」
を連発する女子は大層モテており



一方
「大丈夫です」を連発する私は
男子からかわいくない、と思われているのは知っていたが、
「モナちゃんをかわいいと思うオトコなんて、こちらから『だが、断る』だ!」と意気がっていた




それから10年余り
何の因果か秘書になった私は、ベテラン秘書の先輩がため息とともに度々吐き出す「男の面倒みるばっかりじゃなくって、私だって男に面倒見てもらいたいわ」という愚痴に心の底からうなずいていた



にも関わらず
頼る、受け取る
が致命的に下手である自覚があった








頼れない、受け取れないのは
相手のことも自分のことも
自分が生きている世界をも信頼できないせいだ
ということに気付いてからは
徐々にリハビリしてきたけれど



今でも時々下手が顔を出す



割り箸くらい割れる
プルトップも開けられる
重い荷物も持てるし
IKEAの家具も組み立てられる



でも
出来るからって
全部自分でやらなくっていい
ということが理解できるまで
長かった




頑張れば出来ること
精度は低くても出来ること
少し無理すれば可能なこと
自分さえ我慢すれば収まること
自分でやっちゃったほうが早いこと
予定調和からはみ出しそうな事
やらなかったら誰かにがっかりされそうな事
ちゃんとした大人なら出来て当たり前なこと




こーゆーのは全部
敢えて「このワタシ」がやらなくても
いいんだ、と腹の底から思えるまで
相当な時間がかかったのは




呪みたいな常識が
私の細胞の隅々にまで
染みついて住みついていたせいでした







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