この夏、
謝るって意味がないな
と思う
謝れ！って言っている人は
ごめんなさいと言って欲しいのではなくて
「自分が受けたのと同じ損害を被って欲しい」
と言っているのよね
だから親に自分の気持ちをぶつけて
親に「ごめんね」と謝られても気が晴れない
親は同じ損害を被ってないから
そもそも
「ごめん」って許す意味の免に御をつけて
鎌倉時代には
「許す人を敬う」言葉だったのが
室町時代以降は、許してくださいという意味で使われるようになったらしい
親との対決で
「あんたのせいでこうなった！」
「ごめんね」
という言葉のやりとりの意図を解釈すると
「あんたのせいでこうなった！」
→「私の人生を返せ！」
「ごめんね」
→「許してくれるあなたはスゴイ」
当然だけれども
全然償ってもいないし
反省しているかどうかはともかくとして
もし植木屋さんでの会話が
「上手く育たなかったんだけど」
「あなたの寛大な措置を要求します」
だったとしたら
かなりモヤモヤするよね
英語だともっとスゴくて
Sorryって気の毒にという意味だから
街でぶつかられてsorry と言われてら
「気の毒にね」って同情されてるだけ？
デスパレードな妻たちには
“I apologize “
“Apology accepted”
という会話が度々出てくるけれど
アポロジーは弁明だから
「弁明します」
「弁明を受け付けました(事情はわかりました)」
事務取引か！と思うよね
Please forgive me(許してください)という表現もあるけれど
映画でも神さまか、マフィアに対してしか言ってない気がする笑
とは言え
失われた時間や経験を取り戻すことはできないから、相手に明らかな非があったとしても
私たちには常に「許す」ことが求められている
「許す」って
現状を受け入れること
どんなに相手に非を突きつけても
常に
“I apologize “
“Apology accepted”
にしかならないんだよね
親との対決でも
「どうしてこうなったか弁明します」
あの頃は私も若くて
余裕がなくて
家事と育児と仕事とおばあちゃんの世話もして
etc
に対して
「弁明を受け付けました(事情はわかりました)」
または
「受け付けません(許しません)」
の二択しかない
このやり取りでは
感情には全く配慮してないから
気が晴れるわけがない
謝れ！と思う時は
同じ苦しみを味わえ
失われた時を返せ
と言いたいのだと思う
不可能を承知で
突きつけたい
その気持ちは痛いほどわかる
でも、それでも
自分が寛大になって許す
という結末しか選べない
人生って
出来事にどう反応するか
だけが選べる
毒ヘビを毒のない蛇にすることってできないじない？
毒親も毒を撒き散らし続けるから
現状を受け入れるためには
毒を、中和する反応を身に付けるのが1番早い
親と同じにはなりたくない
私は幸せな家庭を持つ
自分の子どもには同じ思いをさせたくない
のだったら
根本的に
真逆を行くための方策を徹底すること
時間と労力を割くのが1番よね
うちの親
毒親だったんじゃない？疑惑のある方が
さっさと幸せになるためには
謝れ！って憎しみを募らせ続けるより
☆親の子育てがこうなった背景(親は親自身を愛せてなかった)を理解する
☆同じ轍を踏まないためにも
自分を好きになるのに血道をあげる
☆毒ヘビと付き合うときは
毒に当たらないように中和出来る反応を身につける
この３つに集中するほうが
ずっと大切だし早道だし
ハッピー♪
無意識だった領域の自分自身にライブで気付いていく快感💖
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