私は以前
手放すとは
「嫌だと思っている事を止めること」
だと思っていました
でもね
やめようとしたり
無かったことにしたりするのは苦しかった
「こう言えばよかった」
「またやっちゃった」
と、クヨクヨ思い出しては
考えちゃダメだ
あー、もしこう言ってたら
こうなっただろうに
だったら次にもしこういう機会があったら
こんな風に言おう
なんてシミュレーションばっかりしてたのです
インド人の友人で占い師に
Lots of useless thinking
「どうでもいい事考えすぎ」と言われました
だから
グルグル考えるのはやめよう
クヨクヨ考える自分を手放そう
としたのです
グルグル考え始めたら
ダメダメ、考えない考えない！！
失敗したと感じたら
あれは失敗じゃない！！
失敗だと指摘されたら
こう言って、こう説明すれば…
結局同じことしてました
私がしていたのは
手放しではなくて抵抗だったのです
グルグル考える自分に抵抗し
失敗した自分に抵抗し
失敗を指摘する相手に自己正当化する事で抵抗し
まさに
エンドレス抵抗祭り
抵抗しないというのは
起こった出来事にも
心に浮かんできたことにも
違う！
ダメだ！
やめろ！
と言わない事だったのです
ジャッジですよね
良いとか悪いとか
自分は間違っていないとか
そんな事を判断する間も無く
感情は心に浮かび
言葉は口から出て行く
思ってもいない事を口走ってしまう時は
本当の気持ちを抑えすぎて
素直に言えないほど余裕がないのです
起こっている出来事や
自分自身の感情に
寛大に対処できないほど抑えているものがある
私は
大丈夫って言ってもらいたかった
条件付きじゃなくて
何をしても何もしなくても
役に立たなくても
意見が違っても
君は君だから
それでいいよと言ってもらいたかった
でも
役に立たなきゃ
これが出来なきゃ
こうでなきゃ
と思い込んでいたから
そして、そうでない事も知っていたから
だから自分で自分を許せなかった
許さない事で
自分はキチンとしていると証明したかった
けれども
手放すべき
抵抗をやめるべきものは
素直な自分の感情に抵抗する自分だった
出来ないことがあっても
役に立たなくても
君は君だから
それでいいよ
と、誰かに言ってもらえないと嘆くのではなくて
まず自分で自分に言えばよかったのだ
それが
抵抗を手放すということだった
ヒーリングはそこに届く
それを実感できるのが、例えば
人は「そのままの自分」と、「そのままの思い」に触れられた時
思わず涙を流す
魂が喜ぶからだよね
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